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2008年8月25日 (月)

キツネ

10年ほど前の話。日本の我が故郷にて。ある日の明け方4時頃、バス停近くに住む農家のAさんが車で家を出ました。まだ日の出前で薄暗く、車のライトはつけていました。そのライトの向こうに、バス停のベンチに座る少年が見えました。「あれは○○君だな、なんでこんな時間に」 と首をかしげつつ少年の横を通り過ぎましたが、あらためてバックミラーを見ると、少年の姿は忽然と消えていました。

同じ時期の話です。夜更けに町から戻ってきたBさんが、川沿いの道をとぼとぼ歩く子どもに気がつきました。夜も遅いし拾っていってあげようかなどと考えつつ、スピードを落とし、子どもまであと50メートルほどに近づきました。一瞬よそ見をしてまた正面を見ると、子どもの姿は消え、横の藪にザッと入っていく動物の後ろ足が一瞬ライトに浮かび上がったそうです。

この時期、うちの村ではキツネが出る (キツネが化ける) と話題になっていました。こんな話がけっこう真顔で語られるんだから、やっぱりいいところだなぁ。

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