« 山の中 | トップページ | キツネ »

2008年8月25日 (月)

うちの母親

昔、母親から聞いた話です。ある日、母親の夢に隣家のCさんが出てきて、「娘をよろしく」 と言われたそうです。Cさんはもう何年も前になくなった方です。Cさんが何を言いたかったのかずっと不思議に思っていたら、その日の夜9時頃、珍しく町から帰ってきた娘さんが、「連絡なしに帰ってきたら玄関がしまっていました。電気も消えていて誰も起きてきてくれないから、今晩泊めてくれませんか」 と頼んできたのだそうです。「これだったのか」 と母親はすべて納得しました。

村でお通夜があったその帰り道、高台にある我が家を見上げると、台所に電気がついていました。全部消灯して出てきたはずなのにおかしいと思い、後ろを歩いていた父親に 「電気消してきたよね?」 と問いかけると、父親は 「ん?」 という感じで変な顔をします。母親が 「ほら、あれ」 と言いつつあらためて家を見てみると、さっきまでついていたはずの電気はすでに消えていました。そこから足早に歩き2、3分で家に着くと、やはり電気は消えているし、ちゃんとドアに鍵もかかっていました。泥棒が入ったのかと思って家中を調べましたが、特にそれらしい形跡もなく、結局その晩はもやもやした気持ちでよく眠れなかったそうです。

母親が子どもの頃、一度だけ体験した話です。真っ暗な夜道をひとりで歩いていると、突然横から大きな光の玉が現れたそうです。不思議と怖さは感じず、これがヒトダマなのかなと思いつつ冷静に見つめていましたが、実は直径2メートルくらいある巨大なもので、「ご先祖様が暗い道を照らしてくれたのかもしれない」 と言っていました。

|

« 山の中 | トップページ | キツネ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 山の中 | トップページ | キツネ »