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2008年8月20日 (水)

アラビアン・サイドライト:若者

サウジアラビア現地紙 Arab News の囲み記事「Side Light」より。

①正直者は…
キングアブドゥルアズィーズ大学で行われた期末試験の最中、あるクラスで問題用紙に加え解答が書かれた紙まで配ってしまうというミスがありました。それを受け取った生徒たちは誰一人としてそのことを言わず、何事もなかったかのように回答を書き写していきました。教授がそれに気付いたのは試験終了のわずか数分前。当然、その試験は無効となりましたが、ある意味クラスの団結は固かった!?

②次は服の着こなしを
エジプトの大学に留学していたサウジ人学生が、クラスメートのエジプト人に替え玉受験をやってくれないかともちかけました。そのサウジ人にとってコーランの試験は頭痛のタネでしたが、エジプト人の友人にとってはコーランの暗記は人生そのものであり、すでにほとんど暗記していたのです。サウジ人はエジプト人に飛行機のチケットと礼金を渡し、一緒にサウジアラビアに戻ってきました。もちろん、サウジアラビア方言を万全にしてからです。しかし、そのエジプト人はサウジ流の服の着こなし方をもっとちゃんと習うべきでした。彼の出で立ちがどこかおかしかったため、試験会場の入り口でガードマンに不審がられ、中に入ることを止められてしまったのです。そしてその場で詰問されると、あっさりと受験者本人ではないことを白状してしまいました。

③厳罰
リヤド近郊のニアリヤ地区では、命知らずの若者たちが夜な夜な暴走行為を繰り返しています。親に買ってもらった車を、ドリフト走行やスタントマン並みの無謀運転で派手に壊していくなんて、さぞかし楽しいことでしょう。しかしこんな輩を、当局が野放しにしておくわけありません。暴走行為の取り締まりには厳罰をもって対処しています。その厳罰とは 「坊主」。こういった若者は、反体制の気概を示すため長髪であることに強いこだわりを持っています。それをバッサリ切られ坊主にされることは、彼らにとってはこれ以上ないほどの屈辱と言われています。

(なんだかヒザの力が…。「俺、ボウズ嫌だからもう暴走族やめる」 なんて言う奴いないと思うんですけど…。サウジって平和だなと思いました)

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コメント

①アラブ人ってそういうちゃっかりしたところがあって
 案外日本人の方が生真面目ですよね。やっぱO型社会
 だからかしらん。
③結構一昔前の日本と似てるんですね。

投稿: kilalaa | 2008年8月20日 (水) 21時22分

③の暴走の現場は、You Tube にもいろいろムービーが投稿されています。

投稿: shukran | 2008年8月21日 (木) 06時29分

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