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2008年12月24日 (水)

サウジで映画館解禁か

世界的な大富豪、アルワリード王子が今月初め、ジェッダで一般向けにコメディー映画を上映しました。公共の場での映画上映が禁止され、国内に映画館が1軒もないサウジアラビアでは画期的な 「事件」 です。おそらく当局に対して相当根回しをしたのでしょう。当初は宗教界のお偉方も 「映画は邪悪である」 と厳しいコメントを発していましたが、国民の声に配慮したのか、ここ数日は 「すべての映画が悪いわけではない」 とかなり軟化した態度を見せています。そのため、サウジアラビアで30年ぶりに映画館が解禁されるのではないかと、欧米のメディアは軒並みこのニュースを報道しています。

ちなみに、サウジアラビアではレンタルビデオ店が繁盛し、衛星放送で外国映画は普通に見られますから、今さら映画館を禁止する意味はないのかもしれません。どちらかというと 「集会の禁止」 に抵触するのかな。

ついでにもうひとつ、最近欧米のメディアが騒いでいるサウジのニュースを。

■8歳の女の子と58歳の男との離婚を裁判所が棄却
サウジアラビアで8歳の女の子が父親によって58歳の男と結婚させられ、女の子の母親が裁判所に結婚の破棄を申し立てていた事件で、裁判所は 「母親に起訴する権利はなく、女の子が自分で訴えられる年齢になるまで待たねばならない」 と母親の訴えを棄却したそうです。58歳の男性は口頭で 「少女が18歳になる10年後までは、結婚を保留する」 と言っており、女の子は今は母親と一緒に住んでいるとのこと。父親は金に困っており、約60万円の持参金を条件に娘を男と結婚させたそうで、結婚させる意思に変わりはないと法廷で述べているそうです。

欧米人が抱くサウジアラビア人のイメージって、ずいぶんひどいでしょうね。まぁ、そう思われても仕方ないかなぁ。

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