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2009年1月25日 (日)

リヤドのマニラ

サウジアラビアには650万人の外国人 (労働者) がいます。その中でフィリピン人ワーカーが占める割合は大きく、リヤドにも数十万人のフィリピン人がいるため、市中心部のバトハ地区はさしずめリトルマニラの様相を呈しています。ショッピングセンターに 「マニラプラザ」 という名がつけられ、フィリピンレストランは10軒以上、フィリピン含め東南アジアの雑貨を扱うお店も無数にあります。

東南アジアのゴチャゴチャした雰囲気は大好きですが、バトハはとにかく車の混雑と路上駐車がひどいので、いざ行くとなったらバンパーをこするくらい気にしない覚悟が必要です。いろいろと品物が安く買えることも知っていますが、結局普段はあえてバトハに行こうという気にはなかなかなりません。今回、図らずもバトハに行くことになったのですが (チケットの手配を第三者に頼んだら代理店がバトハだった)、久しぶりにバトハを歩いてみて、「やっぱり楽しいなぁ」 と感激した次第です。

写真1: マニラプラザ
東南アジア雑貨を扱うスーパー、フィリピン料理の軽食屋、携帯電話、腕時計、電気製品を扱う店が入るショッピングセンター。裏手にはアジアンレストラン、肉屋、魚屋、八百屋 (長ネギ、白菜、ニガウリ、里芋などもある)、服屋などがひしめき合っています。サウジ人より圧倒的にフィリピン人、インド人、パキスタン人の方が多いので、「ここはどこの国?」 と思わず首をかしげてしまいます。

写真2: フィリピンレストラン
これ以外にもまだまだたくさんありますが、さすがに3軒並んでいると圧巻。どの店も繁盛しています。客はほぼフィリピン人。ご飯におかず2品 (トレイを持って並び、10品ほどあるおかずの中から好きなものを指さして選ぶ) とスープがついて15リヤル (390円) が相場。肉まん、シュウマイ、焼き鳥を置いてある店も。

写真3: ピノイスクエア
フィリピンのスーパーマーケット、パン屋、レストランが集まった、ピノイ (フィリピン人) 憩いの場。スーパーで扱う品の大部分は東南アジア (フィリピン、タイなど) のもので、客のほとんどはフィリピン人。日本のスーパーも楽しいですが、こちらも珍しいものがたくさんあって時間を忘れてウロウロしてしまいました。パン屋ではフィリピンの甘いお菓子や肉まんも売っています。フィリピンの若い男女が微妙な距離感を保ちつつブラブラしていて、いい出会いの場じゃないかと思いましたが、どこでムタワ (宗教警察) が見ているか分かりませんし、おいそれと話しかけるわけにもいかないんでしょうね。

写真4: 本日の収穫
フィリピン風えびせん、ウベ・ホピア (紫イモのおまんじゅう)、ブチ (ゴマ団子)、グダン・ガラム (これはインドネシアのタバコ、お香がわり)、菓子パン10個、肉まん、フィッシュボール、フィリピン製かっぱえびせん。

ウベ・ホピア (Ube Hopia) は紫色のあんこがぎっしり。甘さひかえめでとてもおいしかったです。ブチ (Buchi) は本日一番の収穫。中はカスタード餡で、皮はちゃんとお餅でした。ピノイスーパーでスウィートライス (餅米) も売っていますから確かにあって当然ですが、本当に嬉しい驚きでした。フィリピン製かっぱえびせんはその名も 「Oishi (おいしい)」。日本製のサクサク感とエビの味の濃さには到底かないませんが、これはこれでおいしかったです。

菓子パンはマニラプラザの横で無料配布していたもの。その一角ではイスラムに関する英語のお説教が延々とスピーカーから流されていて、どうやらフィリピン人をイスラムに勧誘する目的でやっているようです (タガログ語の看板あり)。ひげ面のサウジ人のおじさんが大きな段ボール箱から菓子パンを取り出し、道行く人に 「これがイスラムだ、持ってけ!」 と言いながら次々渡していました。あんまり大きな箱だったので中をのぞきに行ったら 「持ってけ!」 と5個押しつけられ、「いや、その…」 とまごまごしていたら 「これも持ってけ!」 とあと5個、持っていた買い物袋に押しこまれてしまいました。これでイスラムに改宗する人っているかな…?

写真5: シオパオ (肉まん)
ピノイスクエアのパン屋で買いました。1個4リヤル (100円)。中身は牛肉を甘辛の味付けでホロホロになるまで煮たものと、ゆで卵半分が入っていました。ちょっと甘いですが思っていたより肉がたくさん入っているし、皮 (パン) の方もなかなかおいしかったです。

写真6: パッタイ
バトハでいろいろフィリピンレストランを見て回って、各店ともどもあまりの盛況ぶり、あまりのフィリピン人100%ぶりにおそれをなして、結局一番こじんまりしていて客もあまりいなかった路地裏のレストランに入りました。しかも並み居るフィリピン料理ではなく、メニューにポツンとひとつ書いてあったタイ料理を選んでしまった弱気な自分です。でも、やっぱりパッタイはおいしい。1皿10リヤル也 (260円)。

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