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2010年1月30日 (土)

言語戦争

言語戦争
2009年9月にスロバキア政府が、スロバキア語使用強化法案を可決して以降、隣国ハンガリーとの関係が悪化していましたが、2010年1月、法律の施行をむかえ、ますます舌戦はヒートアップしています。

スロバキアは1920年までハンガリー王国の領土で、今でも南部の国境沿いにはハンガリー系住民が多数を占める村があり、また、50万人のハンガリー人が国内で働いています。

さらに、多くのハンガリー人の出身地であり、ハンガリー貴族発祥の地でもあり、スロバキアはハンガリー人にとっては「アップランド」なのだそうです。

スロバキア政府によれば、スロバキア語以外を使用したからといって、罰則や罰金を科すわけではないとのことですが、これまで両国語の使い分けを日常的に行ってきたハンガリー系住民にしてみれば、面白い話ではありません。

言葉は自分のアイデンティティー形成や帰属意識に大きく影響しますから、この問題はしばらく論議をよびそうです。

それにしても、この地域の歴史は複雑ですね。もうなにがなんだか。

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