« となりのバナナ | トップページ | FGM »

2011年9月26日 (月)

サウジアラビアにも春到来?

9月25日、サウジアラビアのアブドラ国王は、Shoura Council (諮問評議会) への女性の登用と、2015年に予定されている次の自治評議会(地方議会)選挙での女性の立候補や投票を認めることを発表しました。サウジアラビアで女性が参政権を得るのは初めてのことです。これも 「アラブの春」 の影響のひとつなんでしょうか。

このニュースは世界中に打電され、「今頃?」 という論調は否めないものの、概ね好意的に報道されています。イスラムの価値観に沿った上で、個々の権利を保ちながらバランスのとれた近代化を進めようとしているサウジアラビアにとっては、象徴的な一歩です。(実際に選挙活動ができるのか、当選させる気があるのかは別問題…)

この発表の他にも国王は、パレスチナの国連加盟申請に対する支持や、途上国支援、国際貢献、大量破壊兵器の撤廃などを訴え、さらに原子力の平和利用にまで言及しました。「原子力と再生可能エネルギーのためのキング・アブドラ・シティー」 の設立って、いったいどうなるのかな。

サウジアラビアの1432/1433年国家予算は5800億リヤル (11兆8320億円)。そのうち教育・訓練に3兆円、保健医療と社会開発に1兆4000億円、公共サービスと運輸・通信にそれぞれ5000億円を割いています。平均7%の伸び。

女性の社会的役割の再認識って、意外とイスラム的なような気がします。解釈論と言われてしまうとまたややこしくなりますが。

338king

|

« となりのバナナ | トップページ | FGM »

旅行・地域 サウジアラビア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« となりのバナナ | トップページ | FGM »