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2011年10月30日 (日)

トンガ、もうひとつの言語

トンガ最北の島、ニウアフォオーには独自の言語があります。しかし島民はわずか数百人、もちろんトンガ国民としてみんなトンガ語を話せますから、いずれ言語が廃れてしまう可能性もあります。

先週、南太平洋大学トンガキャンパスで、ニウアフォオー語による詩のコンテストがありました。事前にアナウンスして多くの参加者を募ったのですが、残念ながら当日の参加者はあまり多くなかったそうです。

トンガ政府としては、なんとかニウアフォオー語を次世代に継承しようと、キャンパスのカリキュラムにも言語の授業を組み入れる予定とのこと。ニウアフォオーの学生は無料で首都のキャンパスで学ぶことができるよう決定もしたそうです。

ニウアフォオー語は、もちろん同じポリネシア語ですからトンガ語と似た単語もたくさんありますが、一方言ではなく、やはり独立した言語のひとつとみなされています。まだ詳細な研究は少ないようですが、東ウベア語、トケラウ語に近いと言われています。

トンガ人にいわせると、彼の地は文化的にウォリス&フトゥナに近く、ニウアフォオー貴族の親戚もあちらにいるのだとか。きっと向こうからやってきた居住者が、土地に根付き文化を形成していったのかもしれません。

以前 コチラ (ティンカンメール) で紹介したように、ニウアフォオーは昔火山の噴火で島民がエウア島に移住したことがあります。一部はそのままエウアに定住したこともあって、今でもエウアにはニウアフォオーと同じ村の名前が散在しており、またニウアフォオー語も残っているのだそうです。

飛行機は2週間に一度しかありませんが、トンガ滞在中に一度くらいはニウアフォオーに行ってみたいものです。ドーナツ島の内側の湖で魚釣りがしたい。

参考: Austronesian Basic Vocabulary Database

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