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2012年6月10日 (日)

タチウオで笑顔ゲット

南半球のトンガは冬の訪れを迎えています。といってもここは南国。気温はせいぜい22度くらい。タチウオがよく釣れるシーズンになりました。土曜日はタチウオ3匹、コトヒキと小魚1匹。まだ少し小ぶりのものが多い感じですが、これからしばらく釣りが楽しめそうです。

ちなみに土曜日は朝と午後の2回、港に釣りに行きました。午後行ってみるとそこにはトンガ人の一家がおり、若奥さんが糸を垂らしていました。(たぶん) 彼女の母親は若奥さんを見守り、父親はミニバンの中で昼寝、子どもはその辺をウロウロしていました。

一家がどれくらい釣っていたのかわかりませんが、なんとなく漂う気だるい雰囲気からして、小一時間はいたのではないでしょうか。そしてなんとも言えない厭戦気分。そう、あのなんにも釣れない時のやるせない感じ。そういうのはこちらも敏感にわかります。

若奥さんに軽く会釈をして、こちらもいそいそと竿を伸ばしてから、さあ、この日二度目の釣りスタートです。まずは一投目。ポチャンとルアーが着水したことを確認し、糸を巻き取り。途端にググッ。あ! キタッ! 一投目でキタ━(゚∀゚)━!!

こんなこともあるんですね。一投目で見事タチウオゲット。もう満面の笑み、というか満面のドヤ顔です。同時に、「なんかスイマセン」 という申し訳ない気分にも。もちろん、20メートル横で釣りをしているトンガ人一家に対してです。

すぐにミニバンからお父さんとお母さんが出てきました。子どもも一緒。あげく釣りをしていた若奥さんもこちらに登場。イイナ、イイナーという熱い視線を一身に浴びて、これはもう 「あげますどうぞ」 と言わざるを得ない状況に。いや、ホントいいんです。子どもが笑ってくれるなら。

ということで、お父さんがすごく満足そうにタチウオを持って行きました。しかもすぐに釣り道具をしまい、さっさと車で去っていったのです。本当に1匹でよかったんですね。そのあとまたすぐに釣れたんですが…。

人が喜ぶ顔は、こちらも見ていてうれしくなります。しかも食べ物がらみの笑顔は欲望にダイレクトというか、もっとも人間の根源的な喜びのひとつであり、作られた笑顔とは違う、真の笑顔なんじゃないかなと思います。

タチウオ1匹であんなに喜んでもらえてよかったです。

562tachi

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