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2013年1月20日 (日)

色即是空

身内の三回忌があったので、お寺さんで久しぶりに般若心経を読みました。

昔がんばって暗記しましたが、もう今はうろ覚え。それでもリズムはしっかり覚えているので、和尚さんの読経にはついていけました。

般若心経といえば、なんといっても「色即是空 (しきそくぜくう)、空即是色 (くうそくぜしき)」が一番有名なフレーズですね。

あらためてその意味をネットで調べてみると、うーん、なんともいろんな解釈が。

いや、たぶんみんな同じことを説明しようとしているのかもしれませんが、その書きぶりは千差万別。注意が必要です。

・色=世の中の存在すべて
・空=実体がないということ
つまり、人の生き死にもふくめてこの世に変わらないものなどなく、時間とともに移り変わりその姿を変えていく、ということらしいです。

「どうせ最後は死んじゃうんだから、あんまり執着するなよ」ってことでしょうか。まぁ、たぶんこれが一番シンプルな解説。

ただし、これだと対になる「空即是色」の意味がわからなくなります。そこで、「空 (くう)」とは何なのか、もう少し考えなければなりません。

自分的にちょっとピンときた解説は、空とは万物が生まれる以前の無の状態。宇宙が生まれたビッグバン以前のことでしょうか。

無であり実体はありませんが、その後に生まれるすべてを内包している状態です。空から生まれた人や花や虫、その他諸々。これらが即ち色 (しき)。

色は空の化身であり、個々がそれぞれ空 (すべて) を内包しているのかなと、そんな風に思ったりします。仏教では一人一人が仏になれるといいますし。

そして、もともとみんな同じ空から生まれたので、縁があって当たり前。互いに生かし生かされているわけです。自分の幸せを願うなら、まず他者の幸せを願えば良し。

地球は大きなひとつの生命体だなんて考え方が流行った時代がありましたが、まさにそうなんじゃないでしょうか。

ということで、この世に存在するすべての生物も無生物も、超複雑に関わり合いをもち、絶妙のバランスの上に世界が成り立っているのかなと、ぼんやり考えている今日この頃です。

そこに神の意思 (デザイン) があるのかどうかは、よくわかりませんが。

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