« すっぱいマンゴー | トップページ | 美味しくてがっかり?! »

2013年11月25日 (月)

ヌードル考 Part-5 ~台湾の躍進~

日本の発明品の中でも、とくに世界に影響を与えたもの、それはインスタントラーメンではないでしょうか。2012年にはついに、世界のラーメン消費量が1000億食を突破したそうです。国別消費量のランキングは次の通りです。単位は「億食」。(袋麺・カップ麺合計)

2011年 2012年
1 中国/香港 424.7 440.3
2 インドネシア 145.3 141.0
3 日本 55.1 54.1
4 ベトナム 49.0 50.6
5 インド 35.3 43.6
6 アメリカ 42.7 43.4
7 韓国 35.9 35.2
8 タイ 28.8 29.6
9 フィリピン 28.4 27.2
10 ブラジル 21.4 23.2
11 ロシア 20.6 20.9
12 ナイジェリア 17.9 19.0
13 マレーシア 13.2 13.0
14 台湾 10.1 10.1
15 メキシコ 8.5 8.9
15 ネパール 8.2 8.9
17 サウジアラビア 5.9 5.8
18 ウクライナ 5.4 5.6
19 オーストラリア 3.4 3.5
20 イギリス 3.0 3.4

やはり1位は中国ですね。しかしこの巨大な中国インスタントラーメン市場の、実に50%ものシェアを占める会社があることをご存知でしょうか。しかも彼の国でインスタントラーメンが普及し始めたのは、そんなに昔のことではありません。90年代後半に、その会社が美味しいインスタントラーメンを開発したことにより、爆発的に広まったのだそうです。

その名は康師傅(カンシーフー)。台湾の企業です。インスタントラーメンではサンヨー食品と(サンヨー食品は33%の株式も保有)、飲料はアサヒビール、他にもカゴメ、日本製粉、亀田製菓などたくさんの日本企業と提携しています。そのクオリティの目指すところはまさに日本そのものといえるでしょう。

中国では1袋2~4元(30~60円)で売られているものが、ここフィジーでは1.5FJD(80円)で売られています。インドネシアやタイ製の袋麺にくらべると値段は少し高いですが、見た目からして違います。これは食べるしかない!と思っていくつか購入してみました。とりあえず3種類食べたところですが、いやあ、日本もうかうかしていられませんね。

ビーフはふたつとも中国風のスパイス(八角、香菜)が効いていて、スープは味わい深いもののややクセが強く、美味しいけれどやはりあくまで中国市場向けといったところ。とくにふたつ目のは麺がいい感じで、かなりレベルは高いです。自分は好きですが、日本では売れなさそうですね。

みっつめの鴨味は当たりでした。滋味に富んでいる上、クコの実も入っていてなんだか美味しい漢方スープをいただいているような感覚。体にスーッと染み渡りました。これは日本でも十分勝負できる味です。ちなみにどの袋も内側はアルミ蒸着なので防湿もバッチリ。酸化しているような嫌な臭いもありませんでした。10月製造なので、きっとよく売れ回転がいいのでしょう。

台湾ラーメン、実に恐るべしです。中国市場にくらべたら日本市場なんてだいぶ小さいので、本格的な日本進出があるとは思えませんが、ぜひ来てほしいなあ。あ、たまごポケットにも感動しました。^_^

130ramen1 130ramen2 130ramen3 130ramen4 130ramen5 130ramen6 130ramen7

|

« すっぱいマンゴー | トップページ | 美味しくてがっかり?! »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

旅行・地域 オセアニア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« すっぱいマンゴー | トップページ | 美味しくてがっかり?! »