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2014年6月22日 (日)

メランコリア

有名監督、豪華俳優陣、ロケ地もゴージャス、テーマは壮大。音楽と映像美で冒頭8分は神懸かっています。でも残りの2時間は、、、いらなかったかも?あえてのハンディカメラも酔うこと必至。

この映画、SF叙事詩なんて言われたりもしますが、まあ確かにテーマは惑星衝突による世界の終わりなんですが、本当は極めて内省的な、おそらく鬱な一個人 (キルスティン・ダンスト) の心象風景というか妄想の果てなんじゃないかなと。

タルコフスキーのサクリファイスあたりを想像して観ると、あまりに個人的でクローズドな世界観に目が点ですが、逆にこれはセカイ系なんだと考えれば、極めて由緒正しいフォーマットです。この監督、オタク?

ときどき、自分が死んでも世界は何事もなかったかのように動いていく、なんてことを考えたりしますが、昨日「素晴らしき哉、人生!」を観て、やはり人ひとりの存在って社会にすごい影響を与えているんだなと思ったばかりだというのに、「メランコリア」のせいで、自分が死んだら世界も終わりじゃんなどと、ちょっとやさぐれている日曜の午後。

あ、ふたたび言いますが、冒頭はすごいです。あれはオフィーリアですよね。

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