水源補修
5年前の台風の後、我が家の水道が出なくなり、裏山の水源に行ってみると木が倒れ土砂が覆っていました(写真1枚目)。実はうちの村、日本でも数少ない水道未整備地域なんです。
この時は、湧き水の流れが変わったため1mほど横から新たに湧き出した水を引きこみ、ほとんど埋もれていた取水パイプを半分ほど掘り起こしました。
その後ずっと問題なかったのですが、再び水道が止まったのは去年の10月。家の横のリザーバータンク(1週間くらいは使える量)に水が入ってこなくなりました。
3日ほど様子を見ていましたが、回復する様子がなかったので、久しぶりに裏山に分け入り、再び水源を補修しました。
この時は応急処置を行い(写真2枚目)、11月にもう少しちゃんとした補修を行いました。まずパイプをぜんぶ掘り起こし、それから土砂がくずれてもいいようにコンクリートのU字溝を置きました。
春・夏になれば勢い良く水が湧き出るでしょうから、ダムがくずれないよう簡易的にオーバーフロー用のパイプも設置しました(写真3枚目)。
ご覧のとおり我が家の水道は山の生水ですが、親の代から、これを消毒するという発想はありませんでした。この先どうしようかな。
エチオピア勤務時代、塩素消毒を含む安全な水利用について地方住民にさんざん指導していたんですけどね。。
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