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2018年11月26日 (月)

ワット・マクット

第2級王室寺院であるワット・マクット(Wat Makut Kasattriyaram)はモンクット王(ラーマ4世)の治世に造られました。

タイの寺院は、大切な本尊が安置され宗教儀式も行われる本堂(ボット:Bot/Ubosot)は8つの石板(セーマー/Bai Sema)により外界(俗界)と分けられています。この結界により内部は聖に保たれるわけです。

ワット・マクットのすぐ近くにありワット・マクットと対をなす寺院であるワット・ソマナット。この界隈ではこのふたつの寺院だけが、本堂の結界(Khantha Sema)に加え寺院全体を囲む結界(Maha Sema)を持つのだそうです。

二重の結界が張られたふたつの寺院。その目的は、バンコク防衛のため築かれたプラドゥン・クルン・カセム運河にあるのではないでしょうか。北から攻めてくる敵軍がバンコクを目前に越えなければならないのがこの運河。

運河沿いに並び立つように建てられたふたつの寺院は、運河での攻防戦を見越し、仏の加護を得るため建てられたものに違いありません。そういう意味では寺院であるとともに砦でもあるのかもしれません。

なんて、妄想をふくらませたりしていますが、お寺の看板には、「これにより本堂以外でも宗教儀式ができるようになった」、というそっけないことが書かれています。。

日曜日の午後2時、誰もいなくなった本堂に一人でしばらく座り、静かな時間を過ごしました。ある種最高の贅沢。(7~9枚目写真:翌週また訪れましたが、やっぱり誰もいなかった・・・)

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