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2018年11月14日 (水)

豚の記念碑

王宮近くの運河沿いにあるちょっと変わった記念碑、ピッグ・メモリアル。チュラロンコーン王(ラーマ5世)の配偶者であるサオワパー・ポーンシー(Saovabha/Saowapha Phongsri)王妃、別名スリ・パッチャリントラ(Sri Phatcharinthra/Sri Bajrindra)王妃の50歳の誕生日を祝って、1913年に3人の皇太子が贈ったものです。王妃の生まれた年の干支が豚(猪)だったからだそうですが、それにしてもユニークなデザインですね。もちろんデザインも皇太子。

王妃はモンクット王(ラーマ4世)の娘に生まれ、チュラロンコーン王の4人の妻の一人になりました。9人の子をもうけ、うち二人の息子は後にそれぞれラーマ6世、ラーマ7世になりました。夫のラーマ5世はチャクリー改革(奴隷解放、教育改革、インフラ整備、地方行政改革など)によりタイの近代化を押し進めた名君として知られていますが、王妃自身も国民のために尽くし、1904年には初の女学校を設立するなど、女性の地位向上に先鞭をつけました。また、王妃の5番目の息子(1歳7ヶ月で夭折)Siriraj の名前を冠した病院も有名です(シリラート病院:タイ国内最大最古の病院、プーミポン国王/ラーマ9世が崩御した場所)。

知れば知るほどすごい女性なのですが、なぜか贈り物が豚という。。笑って受け入れるユーモアがあったんでしょうね。でもさすが、すごい女性のための記念碑ということで、100年たった今も線香や花を捧げる人が絶えません。

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