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2020年4月 6日 (月)

タイ映画鑑賞:レイン

「レイン」は1999年のタイ映画です。原題のタイ語はクルンテープ・アンタラーイで、直訳すると英語ではBangkok Dangerous (バンコック・デンジャラス)。このタイトルで、2008年にはニコラス・ケイジ主演でセルフリメイクもされました。

“タイ、バンコク。生まれつき耳が聞こえないコンは大都会で身寄りもなく、ずっと阻害されて育ってきた。天賦の銃の才能があった彼は、偶然知り合った殺し屋ジョーに手ほどきを受け、殺し屋の道に入る。

人に愛された経験のないコンは、人を殺すことにまったく躊躇がない。ジョーと暮らしながら、幼い頃、耳の聞こえない自分をいじめた少年たちに復讐するかのように、銃の引き金を引き続けていた。

ある日、コンは薬局で少女フォンに出逢う。「熱があるの?」 話せないコンの額にすっとあてられた手のひら。はじめて触れたその手のぬくもりは、コンの中で眠っていた、人を愛する気持ちを呼び覚ました。

殺し屋であることを隠したままコンはフォンと逢い続けるが、ある夜、二人を襲った暴漢をとっさに銃で殺してしまう。動揺しコンから逃げるフォン。コンはフォンを追いかけ家に足を運ぶが、姿を見せてもらえない。

そんな時、ジョーの恋人オームにふりかかったトラブルを発端に、ジョーが惨殺された。復讐を誓うコン。フォンへの愛情も捨てきれず葛藤するコンであったが、最後に下した決断は・・・”

まず、原題にくらべて邦題が秀逸です。重要なシーンで雨が降るのはもちろん、フォンという名前はタイ語で雨という意味。無味乾燥な人生を送ってきたコンの心に優しく降りそそぐ雨。ラストシーンでは頬を伝う雨。

映画のトーンは、もちろん派手なドンパチはあるものの、アクションとかサスペンスというよりは、フォンと出逢ったことによるコンの心の変化を描いたラブストーリーと言えるのかもしれません。

観終わって切ない気持ちになるのは、レオンに近いものがあります。銃のアクションがどこかスタイリッシュなのも同様。ブルートーンを用いたり、血の流れ方で魅せるなど、画作りも凝りに凝っています。

個人的にはコンの愛車 (バイク) がヤマハSR400というのがツボ。しかもほぼノーマル。普通、殺し屋はSRには乗らないと思います。きっと根が好青年なんでしょう。唯一、自分の偽らざる姿だったのかもしれません。(SRに対するポジティブな偏見です)

356rain

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