« タイ映画鑑賞:ファーストラブ | トップページ | タイ映画鑑賞:ブラザーオブザイヤー »

2020年5月 8日 (金)

タイ映画鑑賞:フレンドゾーン

「フレンドゾーン」は2019年のタイのロマンチック・コメディ映画です。親友同士の男女 (パームとギン) が10年間の "フレンドゾーン" を経て、最後はどうなるのか、果たして友達以上恋人未満という関係に変化は訪れるのかという物語です。

7年間付き合った高校の同級生ルイスと別れたギンは (原因はルイスの浮気)、その後、音楽プロデューサーのテッドと付き合っています。高校以来、パームはずっとギンのベストフレンドでしたが、ギンへの複雑な想いもあって、自分の恋愛はいつもうまくいきませんでした。

テッドの子を妊娠したかもしれないと、マレーシアからパームに電話をかけ、すぐ来てくれと無茶を言うギン。兆候があったため妊娠テストキットを買ったものの、一人でする勇気がなくパームを呼び出したのですが、ミャンマーで彼女とデート中だったパームもデートを中断しマレーシアに駆けつけます。

テストキットを持ってトイレに入ったギンを心配してドアに聞き耳を立て、さらにおしっこが出ないと言うギンにドアの外から「シー、シー」と声をかけるパームもどうかと思いますが、チョロチョロいうリアルな効果音を入れた制作陣もまあいかがなものかと思ったりします (笑)。

密かに片想いしている女性から妊娠テストを見守ってくれと言われた男性の気持ちはけっこう辛いものがあるだろうと思いつつ、恋人よりも信頼を置いてくれていることは確かなんでしょう。複雑だけれどうれしい気持ちもあるに違いありません。

CM楽曲制作のためアジアの国々を飛び回っているテッドが浮気しているであろう数々の痕跡が見つかると、現場を抑えるためギンは香港に飛びます。空港で彼女を見つけたパームも急遽同行することに (タイ航空のキャビンアテンダントなので無理がきくらしい)。

結局、香港では決定的な証拠を得てしまい、傷心のギンはタイ南部のクラビに旅行し、遅れてパームも合流します。つかの間の楽しい時間を過ごす二人。途中で猿に襲われ、怖くてちびりそうになったギンは林に入って用を足そうとしますが、つい大きい方も出てしまいます。紙を持っていなかったため、仕方なく自分のTシャツを脱いで渡すパーム。

下手をするとお下劣な笑いになってしまうであろうギンのトイレ描写ですが、ギンのサバサバ系の立ち居振る舞いと透明感あふれる笑顔 (そして泣き顔) から、この点はぜんぜんマイナスになっていません。むしろギンへの愛着がわくし、こんなことでパームもギンのことを嫌いになったりしないだろうとはっきりわかります。

その日の夜、激しい口論になり本音を吐き出したパーム。ギンもテッドとちゃんと別れてからパームと付き合うことを宣言しました。しかしテッドに詰め寄ると、何の言い訳もせず素直に浮気を告白し、もう一度やり直したいと言われ、情にほだされるギン。

待ち合わせのミャンマーのお寺で、ギンから期待した答えがなかったことに失望し離れていくパーム。さて、物語の結末は。。

最初から最後までギンに翻弄されるパーム。かわいそうだけれど終始笑ってしまいました。惚れた弱みですね。そしてどんな行動をしても可愛げがあるギン。憎めません。結局はパームを一番頼っているのもわかるし。

ストーリーの語り方もひとひねりあって面白かったです。最後のギンの照れた感じも最高でした。タイ映画、本当に面白いです。とくにラブコメ系はうまいですね。

406frienzone

|

« タイ映画鑑賞:ファーストラブ | トップページ | タイ映画鑑賞:ブラザーオブザイヤー »

映画・アニメ・本・音楽」カテゴリの記事

旅行・地域 タイ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« タイ映画鑑賞:ファーストラブ | トップページ | タイ映画鑑賞:ブラザーオブザイヤー »