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2020年7月 8日 (水)

ココナッツモンキー

この度、アメリカを拠点にヨーロッパやアジア太平洋地域に支部を持つ世界最大規模の動物権利 (アニマルライツ) 運動団体であるPETAが、タイの猿がココナッツ収穫において虐待を受けているとして、タイのココナッツ (ココナッツ製品) の不買を呼びかけました。

タイでは猿を訓練してヤシの木からココナッツを摘み取る作業をさせていますが、もちろんこれは総量のごくごく一部です (ツーリスト向けのアトラクションとしても行われている)。当然、年間のココナッツ輸出 (世界総計395百万ドル、EUと英国合計71百万ドル) のすべてを猿が担っているわけではありません。

PETAのネガティブキャンペーンを受け、タイ政府はPETAの基本理念は支持するとしながらも、異文化を受け入れる寛容さも必要である旨述べるとともに、タイ在住の外交団に対し、猿使いの村を訪問しいかに村人が猿を大事に扱っているかの視察ツアーを申し出たとのことです。このニュースはタイのメディアで大きく取り上げられたので自分も知っていましたが、今朝、職場のタイ人から「どう思う?」と聞かれました。

もともとPETAは良くも悪くも過激さがウリなので、あまり真剣に取り合ってもしょうがないと答え、また日本も同様に動物を使う仕事があって (猿回しとか鵜飼いとか)、動物と人間の共生は文化的側面があるから、国内で批判されるならまだしも、外国人にはあれこれ言われたくないよねと伝えました。

動物愛護の精神はまったく批判するものではありませんが、食肉や皮革製品、羊毛・羽毛・絹製品がなくなったら実際のところ困るなあ。牛馬耕も途上国ではなくてはならないものだし (その農産物を我々食べているんだし)。動物園やサーカス、競馬やロデオなど娯楽への使役は個人的にはなくなってもかまわないですが (あとトリュフもいらないな ←豚を使役して収穫)、ペットもダメだと言われたら辛い。

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