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2020年9月18日 (金)

映画鑑賞:テネット

現在タイで公開中のクリストファー・ノーラン監督最新作「テネット (TENET)」を観てきました。少し前からタイの映画館で予告編は観ていて「ああ "時間モノ" か、今回もややこしそうだな」と思ってはいたものの、他に予備知識は入れずに観たところ、想像以上に難解で理解が追いつかず、正直、楽しむどころではありませんでした。

作品は2時間半という長尺を感じさせないテンポの良さで最初から最後まであっという間でしたが、あと30分追加して3時間になってもいいから、もう少し説明を加えてほしかったなと。話に追いつこうとこちらが必死に頭をひねっている間にも、主人公は未知のテクノロジーを瞬時に受け入れあっさり体得してどんどん先に進むし、なんとも言えないおいてけぼり感がありました。

ノーラン監督の過去作「インセプション」もややこしい設定でしたが、次の階層に進む前にみんなで作戦会議をしたり、たしか技の習得タイムとか (思うようには先に進めない設定) もあったんじゃなかったでしょうか。それによって観客も複雑な状況を理解することができたわけです。そういう意味では今作はちょっと不親切。

ただ、あるシーンのセリフに「理解しようとするな、感じろ」とあったので、これはまさに監督からのメッセージなんだと思います。観客は映画に身を任せていればいい、ド迫力の音響と、流れる時間と遡る時間が同時に進行するという驚愕の映像体験を楽しんでほしい、と。なので、本作で語られるテクノロジーは「ドラえもん」くらいに考えていた方が幸せになれると思います (きっと裏では設定を作り込んでいるんでしょうけど)。

何ヶ国も股にかける感じと洋上のクルーザーとかヒロインのゴージャスなテイストは、"007" とか "M:I" ぽかったですね。単純にそれだけでも観ていて高揚感がありました。それにしてもマジで誰か詳細な解説してほしいな。初見の人はネタバレ読んでから観に行ってもいいくらい。とくに主人公の相棒の素性。ぼんやり想像はできましたが、ある程度確証がほしい。そうすればさらにエモい。「カサブランカ」の名セリフ (の引用) も聞き逃しなきように!

548tenet

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