タイの新型コロナ (11/18)
もうだいぶ前から、日々の話題は完全に新型コロナから反政府デモに取って代わっていますが、そういえばタイのコロナって今どうだっけなと、久しぶりに感染状況を調べてみました。それくらいもう普段コロナのことは気にならなくなっています。
ただし、外出時のマスク着用率はほぼ100%です (一部の欧米人がマスクをしていないように見受けられます)。マスクをしていないと電車やバスにも乗れません。
11/17時点でタイの新型コロナ感染者総数は3,878人。国内感染はほとんどなく、もっぱら海外から入国した人 (タイ人もいますがほとんどは外国人) から見つかっています。なので、統計的にはバンコクが一番多くなっています。バンコクの感染者は1704人 (全体の44%)、うちタイ人0人、外国人1704人です。
隣接のノンタブリー県 (タイ人0人、外国人158人)、サムットプラカーン県 (タイ人0人、外国人180人)、ランシット県 (タイ人0人、外国人39人) を入れたら計2081人、全体の53%が首都圏ということになります。
県別でいえば、バンコクに次いで多いのはプーケット。でも227人 (タイ人0人、外国人227人) と数字は大幅に少なくなります。こういった状況なので、タイ政府の関心はもはや感染拡大抑制よりも、落ち込んだ経済をどう立て直すかに移っていると思います。そうなるとやはり観光産業のテコ入れが必須。
タイ政府は10月から、長期滞在観光客向けの特別ビザを導入しました。中国人観光客数百人がすでに入国し隔離検疫も終えていますが、今のところ日本人は対象外のようです。日本は低感染国ではなく、中感染国と認識されているんでしょう。
タイにいると、世界の深刻な状況が想像すらできません。タイ再入国のハードルが高すぎるため、1年間タイから出ていませんが、この状況は果たしてラッキーなのかアンラッキーなのか・・・。
なお、タイ政府も感染拡大抑制策を軽視しているわけではなく、特に年末年始に予想されるミャンマー人やラオス人の国境移動の際は、警戒レベルをだいぶ上げるのではないかと言われています。
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