2017年4月17日 (月)

マレーシアのドリアン

ジャカルタではよくドリアンを食べています。お店では「なんて品種?」といつも聞くのですが、「メダン」とか「アチェ」とか、産地の地名しか教えてもらったことがありません。看板にもそうとしか書いてありませんし、そもそもこの質問にみんなピンとこないようです。

そうして行ったドリアンの本場、マレーシア。「品種」で食べくらべるという今までにない経験を楽しみにしていました。事前に調べたら、ドリアンの旬からは外れているようで一瞬肩を落としましたが、ブキッ・ビンタンのアロー通りという屋台街なら一年中あるということで一安心。

1日目。まずは「XO」をいただきました (写真2枚目)。ちょうど1kgで値段は30リンギット (750円)。他のよりちょっとだけ高い方です。味は十分な甘さと少しのほろ苦さがありました。この苦味が甘さにコクを与えています。ジャカルタで食べるメダン産ドリアンのかなりアタリの時と同じくらいの美味しさ。

屋台だし旅行者だし、てっきりボラれるかハズレをつかまされるかと内心ビクビクしていましたが、しっかり美味しいドリアンを選別してくれたお店のおじさんに感謝。水分もほどよく抜けていて、クリーミーさもよかったです。臭いはまったくなし。

2日目。満を持して「猫山王 (ムサンキング)」をいただきました (写真3枚目)。最高級品です。値段は1.5kgで90リンギット (2,250円)。1kgあたり60リンギットはXOの2倍。値段を聞いてやや不安になりましたが、昨日と同じお店のおじさんが、ドリアンの中を開けた瞬間、「黄色いぞ、いいヤツだ」と自信ありげにつぶやいたため、ホッと安心してこんどは期待が高まりました。

さて、そのお味はというと、これは高いだけの価値があります。しっかり甘く、上品な苦味も加わって、まるでブランデー入り高級クリーム菓子の様な味わい。これも水分がほどよく抜けていて、なめらかなクリーム感は舌触りも最高。極上のカスタードクリームのようでした。しかも種が平たいので、普通のドリアンにくらべたら果肉量は2倍以上ありそう。そう考えるとむしろお買い得です。臭いはまったくありません。

ちなみに猫山王とはジャコウネコのことで、ジャコウネコが好んで食べるためこの名がついたのだそうです。ジャコウネコといえば、インドネシアではコピ・ルワックという最高級コーヒー (希少が故の値段的な意味、味は個人の好み) を生み出し、そしてマレーシアでは最高級ドリアンにその名が冠されているわけです。とりあえずジャコウネコにも感謝しとこう。

ということで、マレーシアはやはりドリアンの本場でした。ドリアンの最盛期にまた行ってみたいです。

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2017年4月16日 (日)

クアラルンプールのB級グルメ

クアラルンプールでは観光する気はほとんどなくて、とにかく安くて美味しいものを食べようと、それだけを楽しみにしていました。一食も無駄にできないなと、事前にネット検索したり、Google Mapのレビューを見たり。

新峰肉骨茶 (Sun Fong Bak Kut Teh)
バクテー (肉骨茶) の名店。すき焼き風の甘しょっぱいスープですが、後味が完全に漢方寄り。舌に残る軽い苦味と独特の風味は、バクテーが薬膳料理だということをあらためて思い出させてくれます。入っている豚肉はリブ、バラ、腸。「美味しい!」というものではなく、「なんか効きそう!」という料理。(@ブキッ・ビンタン)

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蘇記仔海鮮炒粉 (Soo Kee's Son)
大ぶりのエビが乗ったかた焼きそばがお店のイチオシ。エビの仕入れ値で値段は変わり、今日はいくら、と教えてくれます。この日は70リンギット (1750円)。エビの身が新鮮プリプリ、そしてエビを口いっぱい頬張るという贅沢感。麺はパリパリ、あんはエビの出汁がよく効いていました。美味しかったです。(@ブキッ・ビンタン)

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Lai Foong Beef Noodle
クアラルンプールのベスト・ビーフヌードルというレビューも多数あり、かなり期待していったお店。ただ、ライスヌードルがちょっと酸味がかっていたのか、やけに酸っぱいスープでした。細かく刻んだ漬物が入っているので、それのせいかもしれません。もっとガツンとくるビーフコンソメ系の味を想像していたのでちょっと肩透かし。お肉は美味しかったですけどね。(@チャイナタウン)。

翌日リベンジでもう一杯。麺はイエローヌードル。スープは酸味ほどほど、リッチなビーフエキスを感じました。これは美味しい。一滴も残さず飲み干しました。お肉もあいかわらず美味しい。でも、ヌードルがポソポソ。1杯10リンギット (250円) だからこんなものかもしれませんが、あと50円高くしていいからもっと美味しい麺にしてほしい。そうしたら完璧なのに。

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GEM Restaurant
インド系住民も多いマレーシア。油ギトギトで濃厚なご馳走カレーではなく、インド人が普段食べているようなさり気なく美味しいカレーを求めてやって来ました。結論から言えば、カレーの選択を間違えたかなと。セットメニューのマトンカレーは、スパイス感がそれほどでもないというか、トマト多めで酸味が効いているのは自分的にはコレジャナイ感が。ダルとかスープは上々でした。(@KLセントラル)

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五十 (Lima Pulo)
ニョニャ・ラクサが食べたくて行きましたが、ラクサを出すのは週に3日間だけでした (この日は無し)。残念。代わりにニョニャ・フライド・ミーをいただきました。これもお店の看板メニュー。色は濃いですが味は濃すぎずほどよい味付け。エビの出汁が効いていてとても美味しかったです。さすがの一品。でも、ラクサが食べたかった。。(@モノレールMedan Tuanku駅近く)

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Singh Chapati House
クアラルンプールのベスト・チャパティというレビューも多数あり (こんなレビューばかりですが・・・)、たしかに焼きたてのチャパティはちょっと甘みがあっておこげが香ばしくて、なるほどという味。ダルもかなり美味しい方。チキンカレーは胸肉なのにジューシーで、火の通し加減とか丁寧に調理していることがわかります。スープカレーは今まで食べたことがない味でした (美味しいというわけでは・・・)。炒り卵のカレー風味はシンプルで家庭料理のよう。それが嬉しかったです。(@KLセントラル)

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クアラルンプールの街並み

イースター (Good Friday) で三連休になったので、クアラルンプール (以下、KL) に旅行に行きました。マレーシアは今回初めてでしたが、まず時差があることを知りませんでした。

ジャカルタはGMT+7時間 (日本はGMT+9) です。ジャカルタから東に1000km離れたバリ島はGMT+8時間。これは納得というか当然です。

けれどもKLはなぜかGMT+8時間。さらに800km西のバンダアチェもGMT+7なのに。まったく納得いきませんが、中国・香港に合わせたとか諸説あるようです。

さて、KLの発展ぶりはあれこれ聞いていましたが、本当にそうでした。ジャカルタに似てはいますが、20年、30年先を行っているような感じ。

空港に着くと、まずその広さとショップの充実ぶりに驚かされます。この時点でインドネシアってまだまだ全然じゃんと打ちひしがれるわけです。

入国審査の手前に通信業者のデスクがあって (写真1枚目)、携帯電話のSIMを買えるのも便利。自分のSIMフリースマホを渡せば5分ほどで設定までしてくれます。何社かある中で、今回はCelcomの2GB/1週間パック (20リンギット=500円) を購入しました。

空港からまずKLセントラル駅までKLエクスプレスというノンストップの電車に (28分) 乗って行き (55リンギット)、駅に着いたらヌーセントラルモールを通り抜けてKLモノレール駅へ。切符 (というかコインみたいなの) は券売機でほとんど迷わず買えます。

そこから4つ先のインビ駅 (4リンギット) の階段を降りると、今回の滞在ホテル Melia Hotel がありました。もうひとつ先が繁華街のブキッ・ビンタン駅。あまり深く考えずにホテルをとりましたが、滞在中はモノレールを多用し移動は楽々でした。

KLは街のあちこちで建設工事をやっています。どんどん発展しています。高いビルに取り囲まれ、その真ん中にポツンとモスクやヒンドゥー寺院があったり、伝統的な建物のバックにツインタワーがあるのを見ると、不思議な感覚を覚えます。

インドネシアと違ってマレー語の看板はあまり目立ちません。看板はまず英語、そして漢字。経済を握っているのが中国系とか、そんな事情もあるんでしょうか。チャイナタウンだけでなく、街を歩いていてもよく中国語が聞こえてきました。

インドネシアとの一番の違いは、英語がよく通じることです。ショッピングモールのインフォメーションは当然ながら、駅でも食堂でも、かなり高齢の店員ですら、なまっていますが英語を話してくれるので、今回言葉ではまったく困りませんでした。

ブキッ・ビンタンのアロー通りはレストランと屋台がびっしりと軒を連ね、毎晩大変な賑わいを見せていますが、そんないかにも東南アジア的な場所があるかと思えば、すぐ近くには洋風バー&レストランが立ち並ぶまるで東京のような場所もあります (ヨーロッパの雰囲気というほどではない)。

いったい自分はどこの国にいるのか、そして時代はいつなのか、街歩きをしながら、ずっと不思議な気持ちでした。でも、それが次第に快適に。この雰囲気がさらに外国人を集めるんでしょうね。

 

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2013年4月 2日 (火)

日本出発

フィジーに来て1ヶ月以上たちました。インターネット環境は先々週から整っていましたが、なかなかハードな毎日にブログを更新する気になれず、ついつい放置してしまう日が続きました。しかしこれからはちょっとずつでも何か書いていこうと、ようやくそんな気になった今日このごろ。

で、ちゃんと順番に書こうと思ったので、今更ですが日本出発の様子を。

今回のフィジー赴任ルートは、静岡→韓国→ナンディ→スバ。それにしても富士山静岡空港って命名はいかがなもんでしょう。県民ですが、なんだかとってもセンスが。。。いや、偉い人が知恵をしぼって考えたんでしょうから別にいいんですけど。

そんな静岡空港のグルメといえば、まぐろラーメン (写真1枚目)。ん?初めて聞いたよ。そんなご当地ラーメンがあったんですね。まあその名の通りマグロの竜田揚げが入っているだけなんですが、これで700円くらいなので、空港の食事としては安くて美味しい部類だと思います。ちなみに静岡空港は駐車場が無料。これはうれしいサービスです。

滑走路を飛び立つと、眼下には静岡市と駿河湾、そして遠くには富士山も見えます。冬晴れのあざやかな空の青さが目に染みた、印象深いテイクオフでした。

大韓航空の機内食は前評判もよく、かなり期待していました。日本路線のパスタは普通に美味しかったのですが、フィジー路線で出てくる、自分でかき混ぜて作るビビンバは、確かに目新しさはあったものの、味の方は、うーん、普通? いや、なんか微妙だったかな。「飛行機でビビンバ!」というインパクトはすごいと思いましたけど、次があれば違うものを頼もう。朝食のお粥にいたっては、これはもうそもそも。。。

ただし、コーヒーは美味しかった。今までいろんな飛行機に乗りましたが、圧倒的に美味しかったです。日本路線もフィジー路線も同じように美味しかったので、偶然ではないと思います。これから大韓航空に乗る方はぜひコーヒーをお試しあれ。

ちなみに韓国の空港 (インチョン) では5時間のトランジットでした。手土産に毒蛇パックを購入。韓国の文化紹介スペースがあったりネットが無料だったり、こじんまりとして使いやすい空港でした。ここや香港にくらべたら、成田の魅力って。。。

フィジーの空の玄関口、ナンディに到着したのは翌朝。しかし任地は島の反対側にある首都スバ。ここから車で3時間半かけ、昼過ぎにようやく目的地に到着しました。道中、車窓からうかがえるフィジーの雰囲気は、まさにトンガのそれ。のんびりとした南の島の風景が目に心地よいドライブでした。大きく違うのは、景色の向こう側に常に高い山がそびえていること。そしてスバに入った途端、一気に大都会に変わったことでしょうか。

こんな都会でうまくやっていけるかな。。。心底そう思いました。元トンガ住民としては、とっても不安な第一歩だったのでした。

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2012年3月25日 (日)

まぎらわしい

<パンダのふんでオーガニック緑茶、1杯1万6000円>

中国四川省の雅安市で、ジャイアントパンダのふんを肥料に使ったオーガニック緑茶の栽培が行われている。

同省の起業家An Yanshiさん (41) は近くのパンダ飼育センターから大量のふんを調達。50グラム入りの茶葉を2万2000元 (約29万円) で販売する予定だ。計算すると1杯あたり約1万6000円となり、Anさんは世界一高いお茶になると話している。

週末に開かれた茶の販促イベントに出席したAnさんは、「役に立たないものを有益なものに変えるというメッセージを世界中の人に発信したい」と語った。

パンダの主食は竹だが、Anさんによると、パンダは餌に含まれる栄養分の30%以下しか吸収せず、残りの70%はふんとして排泄される。このため「有機肥料を大量に生み出してくれる」のだという。

ただ、試飲したゲストからは「こんな高い値段で売るなんて、単なる誇大広告だ」と厳しい声も上がった。[2012.03.19 ロイター]

………ビックリした。糞をお茶がわりに飲むのかと。中国ならアリとか思ってしまいました。スミマセン。でもパンダの着ぐるみはいらないだろ…。(´・ω・`)

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2011年4月13日 (水)

鉄道の旅

懐かしいついでにもう1枚。

キャンディーからコロンボ、長距離列車。

鉄道旅行したいな 。

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2011年3月 9日 (水)

南アジアの美女50

インド・パキスタンのメンズをターゲットにしたオンラインマガジン、Men's Crunch。

世界でもっとも美しい南アジアの美女50人」と題したページにはもちろん佐々木希なんかは入ってなくて、燦然と輝くボリウッドスターがずらり勢ぞろいしています。(in the worldというタイトルですが、もちろん南アジア限定)

栄えある1位は今をときめく大スター、カトリーナ・カイフ。ま、大洋州にくらべたら人口も100倍以上だし、はなから勝負になりませんね…。

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2010年9月22日 (水)

インド女優

もともとインド映画の女優さんはきれいですが、こうしてまとめて見せられると、やはりレベルが高いなとあらためて思います。→コチラ

ただ、「インドの町を歩いていても、映画に出てくるような女性はまったく歩いていない!」と知人が断言しておりました。それもまた真実のようです。

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2010年2月 6日 (土)

0ルピー

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インドのとあるNGOが、汚職 (賄賂) 撲滅と称して0ルピー札をデザイン。なんと2年で100万枚配ったそうです。

これ、ぎりぎりアウトだと思うんですけど…。

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2010年1月25日 (月)

配慮しすぎて失敗した例

マクドナルド、シンガポールの十二支「ブタ」差し替えで謝罪
(シンガポール ロイター 2010.1.22)

米マクドナルドがシンガポールで今月始めた十二支にちなんだ動物の人形コレクション販売で、イスラム教徒に配慮してブタ(日本のイノシシに相当)をキューピッドに差し替えたところ、中国系の客から苦情が相次ぎ、同社は22日に謝罪した。

マクドナルドは英字紙ストレーツ・タイムズに謝罪広告を掲載。ブタの人形をラインナップに戻した。

娘がブタ年生まれというある女性は、同紙への投書で「シンガポールは多人種多文化社会であり、イスラム教徒の国民を尊重すべきなのは理解するが、今回の場合、ブタは中国の文化習慣である十二支の1つであり、また食品ではなく単なるおもちゃだ」と訴えた。

………ブタにしたらしたで、イスラム教徒が文句を言うんでしょうけどね。

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