2008年5月28日 (水)
2008年3月 6日 (木)
観光競争力
スイスの民間経済研究機関「世界経済フォーラム」から世界130ヶ国の観光競争力に関するレポートが発表されました。まずは総合1位から10位。
1位 スイス
2位 オーストリア
3位 ドイツ
4位 オーストラリア
5位 スペイン
6位 イギリス
7位 アメリカ
8位 スウェーデン
9位 カナダ
10位 フランス
これは観光資源があるかないかということだけでなく、治安状況、交通機関の利便性、価格競争力、環境への配慮などトータルで見た結果です。残念ながら大好きなイタリアは総合28位。治安の悪さ (81位)、価格競争力のなさ (124位)、あとは地上交通機関と環境への配慮などが響いているようです。価格についてはホテルもレストランも高いものから安いものまでそれこそ星の数ほどあるわけですから、この順位はちょっと納得いきません。同じく価格競争力の低いスイス (118位) やイギリス (127位) とはかなり状況が違うと思うのですが。
そもそもこのレポートの結果は何を言い表しているのでしょう。観光産業の持続発展性なのか、あるいはストレートに上位の国ほど観光地として魅力的だと言いたいのか。別に誰に何を言われようが、行きたい国に行けばいいだけの話ですから、そう言った意味では限りなくおせっかいなレポートですね。実際、世界で最も観光客を集めるのは断トツにフランスだし (年間8000万人/全旅行者8億人のうち)。ちなみにアジア各国の順位はというと。
14位 香港
16位 シンガポール
23位 日本
31位 韓国
32位 マレーシア
42位 タイ
52位 台湾
62位 中国
65位 インド
73位 スリランカ
80位 インドネシア
81位 フィリピン
96位 ベトナム
112位 カンボジア
116位 ネパール
127位 バングラデシュ
1年間に日本を訪れる外国人観光客は約700万人。タイにはその2倍の観光客が訪れるというのに、日本よりだいぶ順位が下です。たぶんタイは治安の悪さが響いていると思いますが (115位)、タイってそんなに危ない国だったかな?。確かに南部は危ないかもしれませんけど。分離独立派の活動がさかんで首都でも爆弾テロがあるスリランカの治安が104位なのはわかりますが、日本の治安が74位と思いの外低いのはなんでだろう。イスラエルが60位なのに。日本は平和すぎて逆に警備がゆるゆるだから低い点数とか?。
ちなみに、一番重要ではないかと思われる観光資源はどうランク付けされているか。(総合順位、自然観光資源順位/文化観光資源順位、国名、いずれも130ヶ国中)
1 (23/09) スイス
2 (37/11) オーストリア
3 (30/06) ドイツ
4 (04/05) オーストラリア
5 (32/01) スペイン
6 (27/04) イギリス
7 (02/07) アメリカ
8 (39/03) スウェーデン
9 (16/21) カナダ
10 (47/10) フランス
14 (55/67) 香港
16 (98/47) シンガポール
23 (40/14) 日本
31 (80/22) 韓国
32 (18/59) マレーシア
42 (20/51) タイ
52 (103/78) 台湾
62 (08/19) 中国
65 (13/31) インド
73 (49/64) スリランカ
80 (26/80) インドネシア
81 (58/82) フィリピン
96 (48/88) ベトナム
112 (53/120) カンボジア
116 (35/112) ネパール
127 (100/109) バングラデシュ
正直言って、上位10ヶ国はオーストラリアとアメリカ以外あまりパッとしませんね。では観光資源 (自然/文化) だけ抜き出してみるとどうなるか。
[自然]
1位 タンザニア
2位 アメリカ
3位 ブラジル
4位 オーストラリア
5位 コロンビア
6位 パナマ
7位 コスタリカ
8位 中国
9位 ベネズエラ
10位 ペルー
[文化]
1位 スペイン
2位 ポルトガル
3位 スウェーデン
4位 イギリス
5位 オーストラリア
6位 ドイツ
7位 アメリカ
8位 イタリア
9位 スイス
10位 フランス
文化観光資源がヨーロッパとアメリカに偏っていますね。なんかいかにも白人目線で、ちょっと胡散臭い感じ。ますます大きなお世話です。では最後に、治安ワースト10を。
121位 中国
122位 メキシコ
123位 南アフリカ
124位 ネパール
125位 ベネズエラ
126位 パキスタン
127位 ロシア
128位 ブラジル
129位 バングラデシュ
130位 ナイジェリア
これらの国に行く方はお気をつけて。というか北京オリンピック大丈夫か!?
2007年12月 2日 (日)
こんなんだったらやめれば?
■その1: コアラ
シドニーに旅行したとき、観光客お決まりのコースとしてワイルドライフパークに行きました。そこの目玉は「コアラを抱っこして写真が撮れる」というものでした。「そうかそうか、だったら抱っこしてみたいなぁ」などと考えながら撮影場所に行ってみると、やはりかなりの行列です。わざわざ来たんだし、まぁ並んでおこうか、くらいの感じで並び始め、30分ほどしてようやく順番が回ってきました。しかし、まずはボーイスカウト風の衣装を着たスタッフからかなりきつめの注意が。
曰く、コアラはとても敏感な生き物で、まずぬいぐるみを手で持ってその上にコアラを乗せて写真を撮ること、絶対にコアラに触れないこと、写真を数枚取り終わったらさっさと係員に渡すこと、等々。抱っこして写真を撮るのはほんの数十秒なのに、この注意事項は、順番が来た人それぞれに毎回1分くらいかけて同じことを伝えています。この時点でちょっと気持ちが萎えていたのに、さらに、ぬいぐるみの上にふわっと乗せられたコアラは、恐怖のせいかそれとも眠いのかまったく無反応で、こちらとのコミュニケーションを完全に遮断していました。
結局、ぬいぐるみを2個抱っこしただけという感じでした。何もここまでして写真を撮りたくはなかったよなぁというのが正直な感想です。動物に嫌われるのってけっこうへこむし。この日並んでいた欧米人の観光客も、みんな口々に「だったら写真撮影なんてやめれば良いのに」と言っていました。同感。
■その2: モナリザ
中東・アフリカに住んでいると、今でこそUAE(アラブ首長国連邦)のエミレーツが日本との往復には一番便利ですが、少し前まではヨーロッパ経由の北回りルートが一般的でした。そんなわけで、パリのルーブル美術館にも何度か行く機会があったのですが、実は中学生の頃から「いつかはこの目で見てみたい」とずっとあこがれていたのが、ルーブルにある「サモトラケのニケ」像です。初めて見た時は、「うわぁ、本物だぁ…」と感動するのと同時に、そこでそうして像を見上げている自分がなんだか信じられなくて、なんとも不思議な余韻のままその場を後にしたことを覚えています。
いや、本題とはまったく関係ない話でした。そう、モナリザです。ルーブルを訪れたとき、館内を見てまず最初に「あれ、わりと無造作に飾ってある」と思いました。サモトラケのニケも階段のところにぽつんと置いてあったし、絵にしてもそのまま壁に掛けてあります。わざとではなく、間違って触ってしまう人も中にはいるだろうと、こちらが心配になるほどでした。しかし、やはり世界一有名な絵画モナリザは違いました。しっかりとガラスケースで保護され、係員が「あまり長く立ち止まらないで」と常に見物人を誘導していました。
いくらガラスは透明でも、やはり直接見るのとガラス越しに見るのとでは、絵の印象はまったく違ってきます。それは他の絵画を見れば一目瞭然で、絵の具の生々しさというのが、モナリザからは残念ながら伝わってきませんでした(ほとんど流し見しかできなかったし)。「せっかくモナリザを見に来たのにこれではあんまりだ」と声を上げている欧米人もけっこういました。なんか欧米人てアピールしますね、お金を払っていると。
■その3: ツタンカーメン
超貴重な所蔵品を無造作に山積みしていることにかけては世界トップクラスのカイロ考古学博物館。その中でもやはりツタンカーメン王墓から出てきた品物だけは、かなり凝ったディスプレイをしています。初めてツタンカーメンの黄金のマスクを見たのはカタール時代、ドーハから旅行したときのことです。その後もサウジ時代に旅行や出張の機会があって、後年エジプトに赴任するまでに、すでに5回カイロに来ていました。その都度考古学博物館は訪れていましたが、エジプト滞在中も、考古学博物館は何度も行きました。
最初の頃は、ツタンカーメンの黄金のマスクも、明るい部屋のガラスケースに陳列されていました。マスクの横で記念写真を撮るのが観光客の常で、別にそれは部屋の監視員も注意することはありませんでした。もちろんフラッシュは厳禁ですが。しかし何年かすると、だんだんとマスク横の記念写真はダメだとうるさく言うようになってきました。そしてある年、ついに黄金のマスクの部屋がカーテンで遮光されるようになりました。部屋を暗くした上で、マスクはぼんやりとライトアップされており、雰囲気としてはなかなか良いのですが、「暗すぎる…」「写真撮れない…」などと観光客の落胆の声を聞くにつけ、ちょっとかわいそうになったのも事実です。
ツタンカーメンの場合、コアラやモナリザに比べればそれほど怒る気はしませんが、やはりどこか展示法の再考を促したい気持ちはありますね。
2007年11月24日 (土)
エチオピア航空
2007年版地球の歩き方エアラインランキングにはかすりもしないエチオピア航空ですが、1946年に最初のチャーター便をナイロビに飛ばして以来、アフリカでは最も便利で信頼できる航空会社として、その地位を確立しています。私自身、2003年に初めてエチオピア航空でアジスアベバ~バンコク間を飛びましたが、思っていたよりずっと快適な空の旅でした(バンコク~日本はタイ航空)。日本からアフリカに別送品を出すととんでもない値段になります(信頼性も低いし)。ビジネスクラスに乗って飛行機に預けられる荷物の量を増やしても同じくらいの出費だったため、この時はビジネスクラスを選択しました。しかし、まさか機内食にスモークサーモンが出るとは!。この時エチオピア航空を見くびっていた自分を戒めました。でも実際みんな驚いていましたけどね。「最近はビジネスでスモークサーモンが出るらしいよ」って噂してたし。それだけ衝撃的だったんです。
それにしても、バンコク空港のチェックインカウンターはすごかったです。アジスアベバに続けてナイジェリアのラゴスまで飛ぶフライトでしたが、ナイジェリア人パッセンジャーがとんでもない量の荷物を預けるため、全然チェックインが進みませんでした(写真)。なんとか無料にできないかと、みんな必死に交渉していて、あきらめるまで5分から10分は粘ります。曰く「予約時にOKをもらっていた」「たった20kgオーバーだろう」「後ろの奴は荷物が小さいからその分の権利を俺にくれ」「もう金はびた一文ない」「あの巨漢と私がそもそもなんで同じチケット料金なんだ」……もう大変。収拾がつきません。結局みんな最後はあきらめて、払うときはあっさり払うんですけどね(ナイジェリア人は裕福だから)。その後にまた、ボストンバック1個分くらいの缶ジュースやら何やらを買って、飛行機に乗り込むときに再び「手荷物は1個だけ」と空港スタッフに怒られていました。
機内もナイジェリア人のパワー炸裂です。みんながみんな、フルボリュームでヘッドホンを聞いているため、もううるさくて仕方ありませんでした。「こんな音量で気は確かか!?」と思って周りを見渡すと、なぜかみんな耳の上の側頭部にヘッドホンをしています。どうりで音が大きいわけだし、周りにも音が漏れまくりです。アフロヘアーが大きすぎて、物理的にヘッドホンが耳に掛からない人もいましたが、音楽を聴きつつ隣同士で会話をするために、あえてヘッドホンを耳にしないというのがその理由だったようです。ナイジェリア人に比べたら、エチオピア人て超がつくほど真面目で無口で従順です。この時ばかりは、本当にエチオピア人を見直しました。
2007年11月23日 (金)
岩の風景 (2)
岩山のふもとに行くと、その圧倒的ボリューム感から来る異常な威圧感に押しつぶされそうになります。特に、岩塊の下に立ち、切り立った壁を見上げたりすると、思わずクラクラと目眩がしてきます。どっしりと大地に根を下ろしていて動くはずなどないのに、ググーッとこちらに倒れかかってくるような錯覚に陥ります。もちろん、岩山に登って上から見下ろす分には、こんなに気分の良いことはありません。
好きか嫌いかと言えば、岩山はかなり好きな方です。あのカラッとした清潔感が好きなのかな。うまく説明できませんが、岩山なら何時間いても飽きないと言うか。もしかして前世は人里離れた岩山で座禅とか組んでいた修行僧?。いや、それならもうたくさんか…。写真はバルセロナ近郊のモンセラート (こういう岩山のハイキングは最高!)、ヨルダンのワディ・ラム (遠くから見ると岩が倒れそうで恐い)、名前を聞くだけで身震いするアイガー北壁 (なぜこんなところに挑戦する人がいるのか…)。
岩の風景 (1)
Googleで「Balance Rock」や「奇岩」を検索すると、世の中には少なからず岩好きな面々がいることがわかります。特に欧米人の間では、バランスロック、つまり今にも落っこちそうだけどぎりぎりバランスを保っている危なっかしい岩、というものが、どうやら一大ジャンルになっているようなのです。中には有名な岩もあって、世界中のサイトで同じ岩の写真が載っていたりします。
自ら旅行した場所では、エジプト西部バハレーヤオアシス、そして言わずと知れたカッパドキアの奇岩大地の岩が、とても面白い形をしていました。ヨルダン南部のワディ・ラムで見た岩のアーチは、きっとあと十数年のうちに崩れてしまうでしょう。それにしても、人の想像力を越えた自然の造形美には、ただただ驚嘆するばかりです。
2006年6月18日 (日)
住んだ国の感想
あらかたサウジアラビアの話を書き終えたので、次の赴任地エジプトに進みます。エジプトはいろんな意味で嫌いなので、これからしばらくは書くのも気が重い…。サウジ滞在中に出かけたヨーロッパ旅行の話や、書き忘れたサウジの話はまた順次書いていくとして、その前に、今まで住んだ国の感想など。
★カタール
3年間滞在。小さな国で、町にはインド人があふれていました。国で唯一の中華レストランも、コックさんは香港生まれのインド人。店の売り子もインド人。町ではアラビア語が通じないという笑えない話も。アラブの文化は正直あまり感じなくて、カレーとインド映画に親しんだ3年間でした。何もなかったけれど、もう一度行ってみたい国ベスト1。
★サウジアラビア
7年間滞在。イスラムの戒律で時に息苦しくもなりましたが、しょっちゅう砂漠に行って化石拾いやお花見を楽しみました。大型スーパーが何店舗もあり、豚肉とお酒がないのが気にならなければ生活そのものは日本より楽な感じ。でもここ数年、外国人住宅がテロの標的になっているので、今もう一度赴任しろと言われたら、かなり迷います。週末の外出 (ドライブ) 頻度はダントツナンバー1。
★エジプト
3年間滞在。カイロは大気汚染、水質汚染、騒音公害、交通渋滞、住宅難で住環境としては最悪。エジプト人は鈍感で愚鈍で図々しい (おおらかで鷹揚で図太い?)。勤務および生活中にかかるストレスは生半可ではない。短期間の旅行で行くなら世界最高の国のひとつということは認めますが、自分にとっては二度と行きたくない国ワースト1。
★ヨルダン
2年間滞在。なにげにローマ時代の遺跡がたくさんあり、実は骨董品の穴場。アラビア半島にくらべれば気候は良いし食べ物はおいしいし、貧乏な国のわりには大型スーパーがたくさんあって物資は豊富だし、特に女性にとっては中東で1番生活しやすい国かもしれません。自分は2年間で見るべきものは見尽くしたのでもう飽きましたが、もし中東暮らしを他人にお勧めするなら断然ヨルダンが1位です。
★エチオピア
3年を越えました。確かにアフリカの中では治安は良いし、エチオピア料理もおいしいです。人は思慮深く物静か、世界遺産がいくつもあって、多くの外交団が事務所を構えます。しかしエチオピアの生活をひと言で言うなら、「嫌な思いは少ないが、楽しいこともない」退屈な国。長い歴史と独自の文化を持ちプライドはきわめて高いが、いつまでたっても世界最貧国。実は民族間の権力闘争が苛烈。
2006年6月 7日 (水)
世界三大ガッカリ観光地
他人から聞いたことがあるような気もしますが、もしかしたら自分で勝手にそう思っているだけなのかも知れません。「世界三大ガッカリ観光地」という言葉ですが、これって世の中の共通語にはなっていないのでしょうか?。何が三大かと言うと、シンガポールのマーライオン、デンマークの人魚の像、そしてシドニーのオペラハウスだと思うのですが、これも勝手な思いこみ?。デンマークはまだ行ったことはありませんが、あとの2つは確かに見たとき「ん?」と思いました。ガッカリというほどではありませんが、その国の観光の象徴として広告に使われることが多いので、もう少し心にグッとくるものかと、期待が大きすぎたのかもしれません。「真・世界三大ガッカリ観光地」というものがあるならぜひ知りたい…。
2006年5月29日 (月)
飛行機は遅れるもの?
これまで、幸か不幸かずっと中東・アフリカに暮らしているわけですが、日本やヨーロッパとくらべて「やっぱり開発途上国だなぁ」といつも不満に思うのは、なんと言っても時間のルーズさです。約束の時間や仕事の締め切りなど、本当にいい加減です。もちろん彼らなりの論理があって、少なくともわざと時間を守らないわけではないのですが、こちらはいつも「そんなことではいつまでたっても国が発展しないぞ」とキリキリ腹を立てています。そうは言ってもそれなりに社会は動いているし、例え会議が30分遅れて始まったとしても、その結果においてたいした差はないということは自分でもわかっているつもりです。「時間厳守」なんてある意味精神論だとも思うし。しかし万事においてそういう細かいロスを積み重ねていくと、やがては先進国と明確な差がついてしまうのだと思います。私自身、実はもう途上国の時間のルーズさには慣れてしまったところがあって、逆に日本のようにすべてにおいて時間に厳しすぎる社会もちょっとどうかなと思うところはあるのですが、その中で1点、少なくとも飛行機の出発だけはちゃんとスケジュールを守ってほしいと心底思います。
@カタール:メインはガルフエアーでしたが、そもそもフライトおよび旅客が少なかったので、あまり遅れたことはありませんでした。乗ったことはありませんが、レバノン行きの飛行機はほぼ100%いつも数時間遅れていました。また、高い確率でキャンセルにもなっていました。これは政治的な混乱によるものだったと思います。
@サウジアラビア:サウディアもヨーロッパのエアラインも、国際線はほぼ毎回1時間から2時間遅れていました。オンタイムで出発すると「今日はラッキー」と思ったものです。旅行に出るチャンスはいつも断食明けと巡礼月の長期休暇 (各々10日くらい) だったので、日本で言えばゴールデンウィークに海外旅行に出かけるようなものです。当然、いつも空港は混み合っていました。「サウジ人が来るのが遅い」「出国時の荷物検査に時間をかけすぎる」 「そもそもオンタイムで出る気がない」飛行機が遅れる理由はいつもみんなで噂しあったものですが、本当のところはわかりませんでした。
@エジプト:サウジアラビアの経験から「飛行機は遅れるもの」と思っていたのですが、意外や意外、エジプト発の国際線はかなり正確に運行されていました。出来るだけエジプト航空を避けていたのが良かったのかも知れません。しかし、国内線はいただけません。ハルガダ、シャルムエルシェイクなどの国際的な海浜リゾート、またルクソールやアスワンなどにはため息が出るような世界遺産が山のようにあって、年間数百万人の観光客を集めるのに、国内線の運行は本当に全然ダメでした。3年間で20回くらい国内線を利用しましたが、1時間遅れは当たり前、普通は2時間くらい遅れていました。1回だけオンタイムで出たことがあって、「きっと前のフライトが遅れてそれに乗せられるんだ」と勘ぐったことがあります。その数ヶ月前に、シャルムでチェックインしようとしたら「今から出るフライトがあるけど乗る?」と言われ「じゃあ是非」と言って搭乗し、1時間早くカイロに戻ってきたことがありました。本当に適当ですね。
@ヨルダン:比較的スケジュールは正確だった思います。1度だけ乗ったロイヤルヨルダン航空 (RJ) は見事に遅れましたが。それどころかRJチェックインの時に「席がない」と言われ、あやうく乗れないところでした (結局乗れましたけど)。
@エチオピア:エチオピア航空 (ET) は頑張ってはいるんですが、不可抗力というか、なかなか正確に飛び立てません。エチオピアはアフリカのハブ空港になっていて、周りの国から来る乗り継ぎ客がたくさんいるため、ドバイ行き、バンコク行きのフライトなどは常に遅れてしまいます。ナイジェリア発ドバイ行き、マラウィ発バンコク行きのようなスケジュールが多いので、最初の国を出られないと後がどんどん遅れてしまいます。去年まではルフトハンザと大英航空しか海外エアラインが乗り入れていませんでしたが、今年はKLMとエミレーツも来るようになったので、これでETに乗る機会がだいぶ減ると思います。ラッキー。あ、ETの国内線ですが、こんなに平気でフライトをキャンセルする航空会社は初めてです。例え2時間遅れでも、その日に飛ばしていたエジプト航空は偉い!?
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- エアラインランキング 2006.05.28
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