2009年11月20日 (金)

iPhone用日本語コーラン

iPhone用日本語コーラン
日ア対訳の「聖クルアーン」がApp Storeに加わりました。作成者
に感謝。(アッラーの発音記号が…)

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2009年6月27日 (土)

TOEIC結果

5月末に受けたTOEICテストの結果が届きました。自分の実力なら730〜850点くらいかなと予想していましたが、その通り結果は835点でした。リスニング445点、リーディング390点。

海外が長いといっても、しょせんアラブ・アフリカ暮らし。ネイティブスピーカーと会話することなんてほとんどありませんから、まぁこんなもんでしょう。未だに欧米人と話すときは緊張するし。

ちなみにこの回は10万人が受験して、平均スコアは580点だったそうです。

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2009年5月31日 (日)

TOEIC

今日、初めてTOEICテストを受けました。アラブ訛りやインド訛りの英語なら自信あるんですけどね、ネイティブの英語はいまだに苦手意識ありあり。さて、一体何点とれるんでしょうか。しかし2時間で200問はきつかった。5分あまったけど見直しする気力はありませんでした。

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2009年3月10日 (火)

ジャナードリーヤ⑥ お店

ジャナードリーヤ・フェスティバルにて。

写真1: この看板は 「ファターイルジー」 と読みます。名詞 (商品) の語尾に 「ジー」 を付けて 「○○屋さん」 という意味。ファターイルはファティーラ (アラブ風ピザ) の複数形。ということで、「ファティーラ屋」。

写真2: 「カバーブジー (カバーブ屋)」。エジプトではJ音をG音で発音するので、あちらだと 「カバーブギー (カバブギー)」 と読みます。青字は 「ミンタカ・アルマディーナ・アルムナウワラ」。マディーナ (メディナ) からの出店のようです。上の赤字は 「カバーブ・ビルジャンバリー (エビのカバーブ、もしくはエビ入りカバーブ)」。エビをエジプト風に読めば 「ガンバリー」。「エビを食べて頑張り!」 とおぼえましょう。(←いつ使うの?)

写真3: 「ファーフルジー (壷屋)」。微妙にフスハー (正則アラビア語) と発音が異なるので、サウジ方言なんでしょうか。手許の辞書には 「ファッハール」「ファーフーラ」 が壷として載っています。

写真4: お店がある一角。ジェッダの町を思い出します。

写真5: ヨーグルトを乾燥させたもの。名前は 「イクトゥ」 と言っていたような気がしますが、ちょっと発音が聞き取りにくかったので自信はありません。食べるとなるほどヨーグルト。少し塩辛くてチーズ風味も。でも一袋45リヤル (1200円) は高いような。横で値段を聞いたサウジ人もウーンとうなっていました。

写真6: アサル (ハチミツ)。ヒョウタンに詰めたハチミツが珍しかったので買おうかどうか一瞬迷いましたが、さすがに衛生面が気になり断念。湿度が極端に低いリヤドでは保存も利きますが、日本に持ちかえると湿気でヒョウタンには一気にカビが生えると思います。ヒョウタンカビカビ事件はエチオピア土産で経験済み。ちなみにリヤドで買ったインド製のサソリの標本も日本に持ち帰って数ヶ月でカビが生えてきました。とほほ。

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2009年2月 8日 (日)

アラビア語電子辞書:補足

前日の記事でAtlas社のSD-330をおすすめしましたが、実は難点がひとつふたつ。名詞の複数形が載っていないことと、動詞は基本形 (三人称単数過去) ではなく三人称単数現在形、つまり頭にヤー (Ya) をつけてひかなければならないことを書き忘れていました。アラビア語に慣れてくればあまり問題にはなりませんが、ビギナーが手にした場合、やはりとまどうことがあると思います。ということで、この辺りのアラビア語の文法について少し説明します。

アラビア語の単語は基本は子音だけなので、「K-T-B」と書かれているものを「KaTaBa」と読めば「彼は書いた」という動詞、「KuTuBu」と読めば「本 (複数形)」になります。しかしSD-330で「K-T-B」と三文字入力しても、このふたつは出てきません。これが動詞だと思ったら「Y-K-T-B」と入力して初めて「YaKTuBu=彼は書く」、本の複数形だと思ったら「K-T-A-B」と入力すれば「KiTaaBu=本 (単数形)」が出てきます。

「本がアラビア語でキターブだと知っている時点で辞書をひく必要ないのでは?」と思うかもしれませんが、慣れてくると「これはどう見ても複数形、だとしたら単数形はこんな感じだろう」というのがわかってきます。例えば先日レストランで、「A-J-N-H-T」という単語がありました。「これはアジュニハだろう、複数形っぽいな、だったら単数形はジャナーフかな」ということで、「J-N-A-H」と入力したら案の定出てきました。「ジャナーフ=翼、ウィング」、メニューには「アジュニハ・ダジャージュ」とあって、つまりチキンウィングス (鶏の手羽先) のことでした。

名詞の複数形はいくつかパターンがあるので、サンプルを列記してみます。

①アウアーウの型 (単数形/複数形)
スーク/アスワーク (市場)
ヤウム/アイヤーム (日)
カラム/アクラーム (ペン)
ワラドゥ/アウラードゥ (男の子)
ワクトゥ/アウカートゥ (時間)

②ウウーウの型
マリク/ムルーク (王)
イルム/ウルーム (知識)
カルブ/クルーブ (心)
ダルス/ドゥルース (勉強)
バイトゥ/ブユートゥ (家)
ジャイシュ/ジュユーシュ (軍隊)

③ウウウの型
キターブ/クトゥブ (本)
タリーク/トゥルク (道)
ラスール/ルスル (使者)
マディーナ/ムドゥン (都市)

④イアーウの型
バハル/ビハール (海)
カビール/キバール (大きい)
ジャバル/ジバール (山)
ラジュル/リジャール (男性)

⑤アウウウの型
ナフル/アンフル (川)
アイン/アウユン (目)
シャハル/アシュフル (暦の月)
リジュル/アルジュル (足)

⑥ウアアーウの型
アミール/ウマラーウ (王子)
ワズィール/ウザラーウ (大臣)
ファキール/フカラーウ (貧しい)
サフィール/スファラーウ (大使)

⑦アウイアーウの型
サディーク/アスディカーウ (友人)
タビーブ/アティッバーウ (医者)
カウィーユ/アクウィヤーウ (強い)

⑧ウウアーンの型
ビラードゥ/ブルダーン (国)
カディーブ/クドゥバーン (レール)

⑨アアーイウの型
マクタブ/マカーティブ (事務所)
マドゥラサ/マダーリス (学校)
マスジドゥ/マサージドゥ (モスク)
ジャウハル/ジャワーヒル (宝石)

⑩アアーイーウの型
スルターン/サラーティーン (スルタン)
ミフターフ/マファーティーフ (鍵)
スンドゥーク/サナーディーク (箱)
クルスィーユ/カラースィーユ (椅子)
フィンジャーン/ファナージーン (コップ)

これですべての型ではないのですが、慣れてくればなんとなくわかってきます。いくつかパターンを試せば、電子辞書にはきっと出てくると思います。でも正直、かなりとっつきにくい言語であることは間違いないですね。

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2009年2月 7日 (土)

アラビア語電子辞書

Adawliah社: Najm5900MkIII
英-アラ、アラ-英、英-英、アラ-アラ。英単語読み上げ。アラビア語発音記号なし。文字読みにくい。表示量少ない。ボタン見にくく押しにくい。メニュー使いづらい。アラ-アラに期待したが全然使えない。その上日付を合わせようとして西暦2000年以降にセットするとエラーが。未だに2000年問題?。近年まれに見る大失敗の買い物。1万円捨てました。豪華な木箱とおまけがいろいろ付いている時点でおかしいと思わなければいけませんでした。中身で勝負していないですもんね。

Atlas社: SD-330
英-アラ、アラ-英、英-英。単語5万語という割りにはアラビア語の新聞を読む程度なら問題ない。英単語&アラビア単語読み上げ。アラビア語発音記号つき。文字読みやすい。表示量多い。ボタン普通。作りは安っぽい。120度くらいしか開かないのでやや画面が見づらい。サウジでもSDシリーズは7、8種類売っているが、SD-330はなかった。女性の声が出るから?。結局インターネットで買いました。送料込み150ドル (日本から注文しても同じ)。

コンパクト機種でアラビア語を読んでくれるのはこれだけ。しかも女性の声。職場のサウジ人にも大ウケでした。アラビア語学習者が最初に手にする1台としてはベストな選択肢ではないでしょうか。あるいは単にアラビア語が聞きたい人にもいいかも。例えば、英-アラ辞書を起動、Thank youを変換、変換結果のアラビア語を左カーソルで選択しEnter、音声ボタンを押すとシュクラン・ジャズィーランと読み上げられる、という感じでアラビア語がわからなくてもそれなりに使えてしまいます。

ということでSD-330には大満足していますが、英-アラの専門用語辞書がついている上位のコンパクト機種SD-3900もいいなと思っています。ただしアラビア単語読み上げ機能はありません。SD-330の音声のデモはAtlas社のホームページから聞けます (→こちら)。

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2008年11月 7日 (金)

政治的に正しい言葉

アメリカでは公の場で話をする時、他者の弱点をストレートに言うことははばかられる風潮があります。そのため、政治家や知識人たちはそれを 「Politically Correct (政治的に正しい)」 な言葉に言い換えるわけですが、それがあまりにも行き過ぎていて、逆にバカにしているんじゃないの?、と思うようなものもあります。

[a person of differing sobriety]
しらふの程度が異なる人 (アル中)

[follicularly challenged]
毛根にハンディのある (ハゲ)

[differently abled]
異なった能力のある (体が不自由な)

[have an alternative body image]
別のボディーイメージを持つ (デブ)

[chronologically gifted]
年齢的に才能を授かっている (年寄り)

[nontraditionally ordered]
非伝統的秩序の (だらしない)

[cerebrally challenged]
大脳的にハンディのある (バカ)

[differently honest]
異なる仕方で正直 (嘘つき)

[differently logical]
異なって論理的 (間違った)

[vertically challenged]
垂直方向にハンディのある (チビ)

他には男女平等ということで、語尾に 「man」 がつく単語を言い換えています (ビジネスマン→ビジネスパーソン、ポリスマン→ポリスオフィサーなど)。「womon/womyn (ウーマン/ウィメン)」 はすでに辞書に載っているのだとか。さすがにマンホールをパーソンホールと言い換えたら批判が続出したそうですが。

多民族国家のアメリカは宗教も多彩です。クリスマスの挨拶は 「メリークリスマス」 に代わり 「ハッピーホリデーズ」 が定着しそうとのこと。なんとも面倒ですが、こういう言い換えができる人がインテリと見られるんでしょうね。まぁ、日本にこういう時代が来ないことを祈ります。

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2008年11月 6日 (木)

オバマ大統領誕生

大方の予想通り、オバマ氏が第44代アメリカ大統領に選出されました。気になったのは新聞各紙の見出し。日本の新聞の多くは 「初の黒人大統領」「初のアフリカ系 (黒人) 大統領」 などと書かれていて、まぁ肌の色は事実かもしれませんけど、もうちょっと考えた方がいいんじゃないかなと思ったりしました。サウジアラビアの新聞でも、日本と同じ表現で 「ファースト・ブラック・プレジデント」 とかなりストレート。

アメリカの新聞はどうかというと、ワシントンポスト紙は 「African American (アフリカ系アメリカ人)」 でしたが、ニューヨークタイムズ紙はアメリカ国民のリーダーという意味で 「ブラック・チーフ・エグゼクティブ」 という洒落ているようなちょっと皮肉なような、微妙な表現でした。シカゴトリビューン紙もところどころブラックという表現がありましたが、基本的にはワシントンポストと同じ。大衆紙USAトゥデイもそうでした。

カタールのアルジャズィーラ紙が英語、アラビア語ともにアフリカ系 (アラビア語でアスル・アフリーキー) と書いたのにくらべ、BBCニュースにブラックとあったのにはちょっと驚きました。ただ、BBCが書くくらいなのでどうやら 「Black (黒人)」 という言葉は特にタブーということでもなさそうですね。実際、黒人の別称はニガーでしょうし。ということで、特にアメリカでの人種差別的な表現をいくつか拾ってみました。

[Ann/アン]
黒人よりの白人女性。または白人のようにふるまう黒人女性。Miss Annとも。

[Boy/ボーイ]
黒人。年をとっていても侮蔑的に 「小僧っ子」 と呼ぶ。これに反発して黒人は白人、白人社会、白人体制を 「the Man」 と呼ぶように。

[Buffie/バフィー]
黒人。Buffo (ブッフォ、道化役者) から?

[Charlie/チャーリー]
白人。小説 Blues for Mr. Charlie から。ベトナム戦争で Viet Cong (ベトコン)→VC→Victor Charlie (ビクター・チャーリー)→Charlie (=ベトナム人ゲリラ)。

[Chink/チンク]
中国人。裂け目、割れ目 (→細い目)。

[Dago/デイゴウ]
イタリア人、イタリア系。スペイン人の名に多い Diego から。発音の感じからイタリア人の蔑称に。

[Gator Bait/ゲーター・バイト]
黒人。黒人の子ども。フロリダなどワニ (アリゲーター) がいる南部で。アリゲーターは白人ジャズ奏者 (ジャズ狂) の俗語にも。

[Gook/グック]
東洋人。べとべとするもの、汚れ、ゴミ。音の感じから。

[Greaser/グリーザー]
メキシコ人、ラテンアメリカ人。髪がテカテカでグリースを塗ったよう。白人の不良少年やチンピラの意も。

[Honkie/Honky/ハンキー]
白人。ゲーッと吐く。鼻をチーンとかむ。ブーッとおならをする。変人。

[Jap/ジャップ]
日本人。奇襲、だまし討ちの意も (←真珠湾攻撃から) 。

[Jay Bird/ジェイバード]
ユダヤ人。鳥のカケス。のろま、間抜けの意。

[Kike/カイク]
ユダヤ人。ユダヤ人によくある語尾が -ki で終わる名前から。

[Mick/ミック]
(貧乏な) アイルランド人。アイルランド人の名に多い Michael (マイケル) から。

[Nigger/ニガー]
黒人。Negro (ニグロ) の変形。Niggra (ニグラ) でさらに憎々しい感じに。

[Peckerwood/ペカウッド]
白人 (南部の貧しい白人)。Woodpecker (キツツキ) のように小うるさく髪が赤い。

[Pig/ピッグ]
白人。ブタ。デブ。または警官に対する最大級の蔑称。1965年、ロサンゼルス暴動鎮圧の際、催涙弾を使った警官のガスマスク姿がブタに似ていたことから。

[Slant/スラント]
東洋人。目が細くてつり上がっているから。Slope (スロウプ) とも。

[Spade/スペード]
黒人の男。トランプのスペードから。

[Spook/スプーク]
黒人。おばけ、幽霊の意。またはスパイの俗語。

[Uncle Tom/アンクル・トム]
白人べったりの黒人。有名な小説から。ただ Tom とも。

[Whitey/ホワイティ]
白人。白人体制。白人文化。

[Wop/ワップ]
イタリア人、イタリア系。シシリーの言葉で乱暴者を指す Guappo から。

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2008年6月26日 (木)

99の神の美名

アラビア語で神を意味する単語「イラーフ (Ilah)」に、定冠詞 (The) の「アル (Al)」がつき、ちょっと読みに変化が生じて「Allah (アッラーフ/The God/唯一神)」という単語ができたようです。

「ラー・イラーハ・イッラッラー (アッラーの他に神は無し)」という文句は、「ラー(No)+イラーフ(God)+イッラー(の他に)+アッラー」です。「イッラー・アッラー」が「イッラッラー」になるのは、単語が前から続いてくるときは定冠詞「アル」のAの音が省略されるからです。

また、アラビア語のアルファベットには「太陽文字」と「月文字」という区別があって、定冠詞から続けて読む時にそのまま「アル」のLを読むものと、Lを読まずに単語の頭の音がはねるものがあります。

太陽=アッシャムス (アルシャムスとは読まない)
月=アルカマル (アッカマルとは読まない)

これは単に、「その方が発音しやすいから」ということだそうです。太陽文字は「D、L、N、R、S、T、Z系の音」、月文字はそれ以外です。ただしこれは読みだけであって、書く方は定冠詞「アル」をそのまま書きます。

たとえば、「アッリヤード (リヤド=サウジアラビアの首都)」のアラビア語表記をそのまま英語表記にすると「Al-Riyadh」ですが、読み方からすると「Ar-Riyadh」になります。最近は「Ar-Riyadh」という表記に統一されつつあるように思います。

太陽文字のうち、N以外は小さい「ッ」が入って、アッダウラ (国)、アッラハム (肉)、アッサマク (魚)、アッザイトゥーン (オリーブ) などと読みますが、Nの場合はアンヌール (光)、アンニール (ナイル川) のように「ン」が入ります (この方が読みやすいから)。

また、ファミリーネームの場合は、太陽文字であってもアルとそのまま読むことが多いようです。

アルサウード (Al-Saud)=サウド家 (サウジアラビア王家)
アルサーニー (Al-Thani)=サーニー家 (カタール首長家)

と、前置きはここまでにして、99個あるアッラーの名前です。名前というよりも、唯一神を表す単語として、アッラーを筆頭に他にも98個の形容があると言った方が正しいかもしれません。ただ、一般的には「99 Names of God」と表現されています。

アッラーに続く98個の形容は、アッラーの性質、特性、個性などを言い表したものですが、こう書くとアッラーに実体や人格があるように感じられてなんとも言い方が難しいのですが、とにかくアッラーは慈悲深く、寛大で、偉大で、創造主で、生かす者であり、殺す者でもあり、唯一無二、そして永久不変の者であるということなんだそうです。

ちなみに、「アブドゥッラー (Abdullah)」という名前は、「アブドゥ(しもべ)+アッラー」で「神の僕」を意味し、とてもポピュラーなイスラム教徒の名前です。このアッラーの部分を他の98個のものに変えても、意味はすべて「神の僕」ということになります。アブドゥッラフマーンやアブドゥルアズィーズも頻繁に聞く名前です。

99個の名前のリストと、これをいい感じで読み上げるフラッシュムービー (これはインターネットで拾ってきました) を載せます。興味のある方はどうぞご覧ください。

*99個の名前リスト
*99個の名前読み上げムービー

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2008年5月23日 (金)

アラビア語の挨拶の達人になろう

「アラブ人の挨拶は長い!」とひそかに感じている人も多いでしょう。そこで、アラビア湾岸諸国で使用される挨拶のフレーズを別表にまとめてみました。これらを駆使すれば、「お前はもうアラブ人だ!」と相手から太鼓判を押されること間違いなしです (それはイヤ?)。以下、少し使い方の説明を。

①「アッサラーム・アレイクム (あなたの上に平安あれ)」は人と会った時まず最初に言う挨拶です。時間は関係ありません。そしてほとんど「ケーファ・ハーラック (元気?)」がその後に続きます。「ゼーン (良い、元気)」はサウジアラビアやカタールなど湾岸諸国の方言。エジプト (カイロ) 方言では「イッザイヤック (元気?)」「クワイイス (良い、元気)」を使います。パーティーの席上などでは「ケーファ・ハーラック」は何度も繰り返し言われます。

②「ケーファ・ハーラック」のバリエーションとして「シュローナック」もよく使われます。これに対する返答は別表のようにたくさんありますが、これはいずれも相手を歓迎するという意味で使われます。これらのフレーズを互いに言い合っている時が、端から見て一番「挨拶合戦」という風に感じます。

③一通りの挨拶が終わると、次は互いの家族の状況をたずねあいます。本当に心配しているというよりも、これも決まり文句のようなものです。

④家族のことに続いて、今度は近況についてたずねる場合もあります。パターンとしては、「何かニュースはある?」「何事もなく平穏無事です」という会話になります。

⑤ようやく定型文的な挨拶が終わり、ここからはより実際的な近況のたずねあいとなります。相手に対して何か心配事があって、それを「あれ、どうなった?」というニュアンスでたずねるわけです。このあたりになると、ダメならダメとはっきり言うようです。「ワッラーヒ (神にかけて)」なんて大げさな表現に聞こえますが、これも日常的によく聞くフレーズです。以上で挨拶完了。やっぱり長い!

⑥招待客が帰る時は、また長々と挨拶が交わされます。互いに「何かできることはないか」と言い合いますが、その気になって「じゃあ、ひとつお願いが」なんてリクエストを出すことはあまりありません。ホストが「十分なもてなしができずにすみません」と謝るのは、日本人と共通していますね。

⑦一通り挨拶が済むと、ようやく「さようなら」となります。「マアッサラーマ (平安とともに)」はなかなか趣のある言葉ですね。ちなみに「さようなら」の語源は何なんでしょう。

⑧もし客人が短時間の訪問だった場合、このフレーズが使われるそうです。細かいシチュエーションが割り振られていますね。

⑨最後に「○○さんによろしく」というのも決まり文句。「アッラー・ユサッリマック (神があなたに平安をもたらす)」の使い方がちょっと難しいと感じますが、あまり深く考えなくてもいいのかな。

⑩相手が長旅に出る場合、決め台詞は「アッラーがついてるからね」です。心強いと言えばこれほどの言葉はありません。こういうフレーズは、さすがにイスラム教徒以外は使ってはいけないんでしょうか。悩むなぁ。

「挨拶」に関する過去記事
「ワッラーヒ」に関する過去記事

*アラビア語の挨拶 (PDFファイル)
(Windows Vista+Excelでアラビア語を打ち、PrimoPDFでPDFファイル化しました。他のPC環境でもちゃんと表示されるかな?)

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