2018年3月18日 (日)

世界の言葉

その昔、アラビア語を習い始めた頃、「世界の文字」という本を神田の古書店街で買いました。ページをめくるたび、初めて目にする文字の数々に静かな興奮を覚えたものです。

あれからたくさんの月日が流れ、インターネットであらゆる情報が手のひらに映し出せる世の中になりました。今も時折、知らない言語のことを調べては、ひとり悦に入っています。

先日本屋で見つけた「旅のアジア語45カ国55言語会話集」という本。ネットもいいけどやはり実物もほしい。こういうのにはつい手が出てしまいます。

アラビア語も含まれていて、スペルとかカタカナ読みとかミスが散見されるので、他の言語でもあれこれ間違っているところはあるだろうと思いつつ、でもやっぱり買って良かった。

今夜もこの本を片手に空想世界旅行に出かけよう。

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2017年4月20日 (木)

スマホでインドネシア語翻訳

前日の夜、急にインドネシア側から呼ばれ、本日午後6時半からの会議に出てきました。といっても6時半ぴったりに始まるはずもなく、手持ち無沙汰の日本人、オランダ人組は、席にひとつずつ置かれたパダン料理のお弁当を先に食べることに。

7時を過ぎて、ようやく30名ほど集まったところで会議はスタート。最初こそ司会者がインドネシア語から英語に訳してくれたものの、その後のプレゼンと質疑応答は、結局最後までインドネシア語でした。わざわざ呼んでおいてなかなかの。。。

仕方ないのでスマホを取り出し、パワポのプレゼンを見ながら単語を手入力しGoogle翻訳していましたが、延々続くパワポに嫌気がさして、OCRアプリの良さげなものをダウンロード、さっそく使ってみました。

アプリ名は Text Fairy。起動後はまずインドネシア語をダウンロードしましたが、結構な数の言語に対応しています。スクリーンに映されたパワポを写真で撮り、テキスト読み取り範囲を指定。この時、スクリーンを斜めから撮ることになりますが、ゆがみ補正することもできました (台形で範囲指定)。

また、アプリ内でGoogle翻訳と連動できるので、文字の読み取りから翻訳までとてもスムーズです。ただし、翻訳された文章はスマホの画面上では全部は見えないので、メモ帳にコピペして読みました。これはちょっとめんどくさい。

下の写真は家に戻ってからあらためて試したもの。国立博物館のパンフレットの一部分を撮影し、読み込み&翻訳したものです。日本語にも翻訳できますが、英訳の方が精度がいいかなと思って英語にしてみました。まあ想像できる範囲ですね。

本日の会議、最終的には40人ほど集まり、夜だというのに活発なやりとりが続き、結局終わったのは9時半でした。あー疲れた。でもおかげで良い翻訳ツールを手に入れました。

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2017年3月22日 (水)

アラビア語由来のインドネシア語

インドネシア語は外国の言葉をたくさん取り入れています。特に多いのが歴史的にサンスクリット語、近代のつながりでオランダ語。それぞれ約2万5000語、1万語にものぼるそうです。(※サンスクリットはジャワ語などインドネシア全体の言葉の中に2万5000語、かもしれません)

このふたつにくらべたらだいぶ少ないですが、アラビア語の単語も見かけます。イスラムの宗教的単語はそのままが多いですが、一般的な単語にも実はいろいろあります。

以下、思いつくところをあげてみます。カッコ書きは少し発音が異なるもの。F音がP音になっているものは一瞬わかりにくいですが、気がついた時はハッとしました。

akhir/終わり
anda/あなた (anta)
awal/始まり (awwal)
bahari/航海の
dunia/世界 (dunya)
hewan/動物 (hayawan)
hukum/法律
istirahat/休憩
jadwal/タイムテーブル
kabar/ニュース (khabar)
kamus/辞書 (qamus)
khas/特別な (khass)
kursi/イス
majelis/議会、会合
masalah/問題 (mas'ala=質問)
miskin/貧しい
mungkin/たぶん (mumkin=可能)
musim/季節
mustahil/不可能
paham/理解 (fahm)
pikir/考え (fikr)
pondok/コテージ (funduq=ホテル)
sehat/健康 (sehhat)
umur/年齢
waktu/時間
wilayah/領域

イスラム教徒はコーランを読んでいるので、もしかしたらみんな意外とアラビア語がわかるかもしれません。地方に行ってまったく英語が通じない時、次はダメ元でアラビア語で話してみようかな。アチェなんてとくにいけそう。

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2016年7月30日 (土)

ポッフェルチェ

世界には何億という単語があり、そのうち自分がこれまでに発した単語などわずか数万でしょう。

今日、初めてその存在を知り、そして発音したものがあります。その名は Poffertjes (ポッフェルチェ)。

たこ焼き器みたいなフライパンで焼く、オランダのミニパンケーキです。素朴で懐かしい味。

なんだか響きがいいな、ポッフェルチェ。焼く時に空気がポフッと抜ける音から来ているそうな。

オランダに旅行したくなってきた。^_^

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2016年6月24日 (金)

悪魔の名前

映画「The Conjuring 2 (死霊館・エンフィールド事件)」を観ました。1も怖かったですが、2も相当なもの。スナヤンシティーの映画館も終始インドネシア人の悲鳴で騒がしかったです。ネタバレになってしまいますが、最後はとり憑いた悪魔の名前を明らかにすることによって、ついに悪魔との戦いに勝つことができました。

なぜ名前を呼ぶと悪魔が退散してしまうのか。それは、名前を知らないものはこの世に存在しないのと同じだからです。いないものは退治できません。本当の名前を呼ぶことによってその存在が特定され、人は始めて悪魔と対峙することができます。そうなれば悪魔など弱いもの。

映画館を出るとき、ふと、TSUNAMI (津波) が国際語になっていることを思い出しました。2004年のインド洋津波で未曾有の被害を出したアチェでは、人々が津波というものを知らなかったそうです。なぜ知らなかったのか。それは、津波を意味する単語がなかったからです。

アチェからほど近いシムル島も津波に襲われましたが、この島では犠牲者はほぼいませんでした。100年前の大津波(現地語でスモン)で島が壊滅状態になったことが、歌として現代まで伝承されていたため、シムル島の人々は大地震の次に来る津波のことを知っていて、みんな高台に逃げることができました。シムル島では悪魔(津波)に名前があったのです。

その後、日本語であるツナミが世界に広まりました。これはとても良いことです。ただ、実はインドネシアにも、各地に津波を表す単語は昔からあったようだと、最近聞きました。単語としてはあっても、人々の脳裏から忘れられていたのかもしれません。Smong、Galoro、Ie Beuna、Hilangnya Negeri Elpaputih、Gergasi Dari Laut、Wor、Ae Mesinuka Tanalala。(←ちょっと自信ないですけど)

災害から身を守るためには、まず災害そのものを知らなければ始まりません。でもそれは、津波発生のメカニズムとかそんな難しい話ではなく、津波という単語を知っている、ただそれだけでも、少なからぬ効果があります。アチェでも津波という単語が生きた言葉として残っていたら。。。今さらながら残念に思います。

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2016年5月13日 (金)

数字もいろいろインドネシア

インドネシアに来てそろそろ1年。さすがに簡単な数字くらいはスッと耳に入ってくるようにはなったのですが、地方に出かけると、時々レストランのお勘定がぜんぜんわからないことがあります。

それもそのはず。インドネシアは多民族国家。民族の数だけ言葉があります。数字も似ているようで、やはり異なるんですね。面白い。

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2016年2月14日 (日)

1万5000ルピア

その日はたまたま1万5000づいていました。朝、タクシーで高速道路に乗るとき、いつもの感じで料金所で運転手に9000ルピア渡すと、「スプル・リマ」とひと言。未だに数字をちゃんとおぼえていないので、「リマ=5」というわかった部分に反応して5000ルピアを渡すと、またも「スプル・リマ」。

うーん、困った。こういう時は大きめのお金を渡すに限ります。ということであと1万渡しました。運転手から返ってきたお釣りで判断すると、料金は1万5000ルピアでした。サイフのお札をまじまじ見て、あらためて数字の言い方を確認。スプル・リマ。よしおぼえた。

その後グロドックをぶらついている時、久しぶりにガラムを買いました。喫煙というよりは香りを楽しむため。タバコ屋のおばちゃんにいくら?と聞くと、出ました 「スプル・リマ」。細かいのがなかったので5万ルピア札を1枚渡すと、おばちゃんは何かゴニョゴニョ言いながら、ガラム3箱とお釣りの5000ルピアをくれるのでした。

「1個だけでいいんですよ」。このひと言が言えなくて、そのまま3箱買ってしまったとさ。。。

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2013年5月30日 (木)

カムサハムニダ?

こんど日本に帰るのですが、ソウルにトランジット泊します。明洞にホテルをとり、夕飯と翌日のブランチを楽しむ予定。

韓国語はまったくですが、コンニチハとアリガトウくらいは知っています。アリガトウはもちろんカムサハムニダ。こんなの当たり前!

と思っていたら、実はややこしい事情があるのだとか。それは、これが「感謝」という日本語由来の言い回しであるということ。

純韓国語では、「コマプスムニダ」という言い回しがあるそうです。なんだか耳になじまないなあ。どちらを言えばいいんだろう。。。

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2013年5月 8日 (水)

ことば

1つの言葉をもつ国は幸いです。たとえ相容れなくても、相手が何を話しているのか意味はわかるでしょう。

3つの言葉をもつ国は幸いです。そこには共通語が生まれ、交流もいがみ合いもその言葉を介し平等に行われるでしょう。

2つの言葉をもつ国は悲劇です。お互いがゆずらず、優劣をつけようとするでしょう。ベルギーやフィジーがそうだとは言いませんが。

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2013年5月 1日 (水)

国名の由来

その国はなんでその名前なんだろうと、ふと考えることがあります。

たとえばトンガという国名は「南」という意味。でも、自分が中心なら「真ん中」という国名にするでしょうから、トンガは北側にある別の国につけられた名前なのかな、なんて考えるのはなかなか楽しいものです。

イエメンは、その当時隆盛を誇ったエチオピアから見て、紅海の右側にあるから「ヤマン (アラビア語で右)」。ああ、単純。(^_^)

バハレン (原音:バハレーン) はアラビア語の直訳で「ふたつの海」。まあ海に囲まれてはいますけど、挟まれているかどうかは。。。

カタール (原音:カタル) は「滴 (しずく)」。確かにそんな形をしていますね。コーランには、神は滴から人を作ったという表現がありますが、これは人の精液のことをさしているようです。自分の国の名前がそんなんだと、ちょっと複雑かもですね。

日本は「日出る処」ですから、やはり西側にある大陸の人たちにそう呼ばれていたのでしょう。その地域で最初に強大な力をつけた国が、周辺の国を勝手に呼んでいるうちに、それが定着してしまったパターンも多いのではないでしょうか。

そんな世界の国名を、現地の語源にもとづいて和訳してしまった地図があります。これがまた面白い!

多くはその国の精神風土や単に地理的なものが由来ですが、エジプトが「エーゲ海に沈む地」って。。。ちなみにフィジーはなんだろう。早急に調べなければ!

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